特許
J-GLOBAL ID:200903022662803293

化学発光を利用した検出方法および検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 臼村 文男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-134177
公開番号(公開出願番号):特開平5-302895
出願日: 1992年04月27日
公開日(公表日): 1993年11月16日
要約:
【要約】【構成】 キャリア溶液がポンプ11により混合容器25に送られ、アミン、ケトン、ケト酸等を含む試料溶液がインジェクタ33で注入される。一方、Ru,Cr等の遷移金属とビピリジンとの錯体を含む試薬溶液がポンプ13により送られ、PbO2 等を充填した酸化剤カラム21で酸化され、遷移金属の価数が増加し、混合容器25で試料中のアミン等と反応して発光する。この発光を、フォトカウンタ等の発光検知部材27で検知し、アミン等の存在を確認する。【効果】 酸化剤カラムを用いるだけで簡単にアミン等を検出でき、電解セルを用いる電解化学発光の場合のように操作に高度の熟練度が要求されない。装置構成を簡略化でき、保守も簡単である。
請求項(抜粋):
酸化剤を充填したカラムに、遷移金属とビピリジンとの錯体を供給し、酸化剤により酸化して錯体中の遷移金属元素の酸価数を増加せしめ、ついで、この酸化体と被検試料を接触させて化学発光せしめることにより、被検試料中の化学発光原因物質の存在を検出することを特徴とする化学発光を利用した検出方法。

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