特許
J-GLOBAL ID:200903022662825041

内燃機関に作用する摩擦力の計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-094182
公開番号(公開出願番号):特開平9-280974
出願日: 1996年04月16日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関のピストンとシリンダの間に作用する摩擦力を、振動による慣性力が大きくなる高回転時でも、可動ライナ法によって正確に計測する。【解決手段】 シリンダライナを弾性変形可能な支持部材によって可動の状態で支持し、支持部材に取り付けられた歪ゲージ7a〜7dと増幅回路10d等からなる荷重検出手段によって、シリンダライナに作用するピストンの摺動方向における荷重を検出する。この荷重は振動による慣性力を含んでいるので、摩擦力が零になる下死点又は上死点における荷重が慣性力のみを示すことに着目し、演算手段13はその慣性力の値を荷重の値から差し引いて真の摩擦力を算出する。しかし、慣性力の影響が遅れて現れる場合には、下死点又は上死点における荷重の値と振動センサ11によって検出される振動の慣性力の値が一致するまで時間をずらして、差し引くべき慣性力のデータを求める。
請求項(抜粋):
シリンダブロックと、前記シリンダブロックの内部に支持されるシリンダライナと、前記シリンダライナの内面に沿って摺動して往復運動をするピストンと、前記シリンダライナを前記シリンダブロックによって支持するために設けられた弾性変形可能な支持部材と、前記支持部材に関連して設けられて前記ピストンの摺動方向において前記シリンダライナに作用する荷重を検出することができる荷重検出手段と、同じく前記シリンダライナに作用する同じ方向の振動を検出することができる振動検出手段と、前記荷重検出手段及び前記振動検出手段の出力を記録する記録手段と、更に、前記荷重検出手段の出力の記録から前記振動検出手段の出力の記録を差し引くことにより真の荷重を算出する演算手段とを備えていることを特徴とする、内燃機関のピストンとシリンダの間に作用する摩擦力の計測装置。
IPC (3件):
G01L 5/00 ,  G01L 1/22 ,  G01M 15/00
FI (3件):
G01L 5/00 G ,  G01L 1/22 M ,  G01M 15/00 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • アンチロツクブレーキ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-312991   出願人:日本電子工業株式会社
  • コンベヤ摩擦秤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-002279   出願人:アキュー-ソート・システムズ・インコーポレーテッド

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