特許
J-GLOBAL ID:200903022665864749

バイポーラ電気手術器具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-275351
公開番号(公開出願番号):特開平9-108234
出願日: 1996年09月27日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】 終端効果器の周囲に可視な凝集領域を選択的に生成して外科医へ可視なフィードバックを提供することができ、さらに、アクティブな電極寸法を低減することによって、電界を絞り、凝集を早めることのできるバイポーラ電気手術器具を提供する。【解決手段】 組織を把持し処理するのために使用可能なバイポーラ凝集手段を有し、さらに、前記処理した組織を切断する切断部材を有する終端効果器を具備し、該終端効果器は組織をそれらの間にクランプできるように配置された第1および第2のクランプ部材を具備する。前記クランプ部材は、導電性の外部表面と導電性のクランプ表面とを具備し、前記外部クランプ表面は電気絶縁性材料により実質的に被覆され、前記電気絶縁性材料は電界を前記クランプ表面の間に実質的に限定するように配置されている。前記絶縁性材料は、前記導電性クランプ部材の外部表面の一部分を除いて全面を被覆しており、該クランプ表面を導電性のままにしている。
請求項(抜粋):
先端および長手軸を有するシャフトと、前記シャフトの先端に位置してバイポーラエネルギーを受けるに適合した終端効果器とを有してなるバイポーラ電気手術器具であって、前記終端効果器が、組織に接触する第1および第2の相対向する表面を有する第1と第2の顎部材を具備し、前記組織に接触する表面が、互いの間に組織を位置させるために開いた間隔を開けた位置から前記組織を把持するための閉じた位置に、相対的に変位可能であり、少なくとも前記組織に接触する表面の一方の一部が第1の電極を有し、少なくとも前記組織に接触する表面の一方の一部が前記第1の電極から電気的に絶縁されている第2の電極を有し、前記第1および第2の顎部材がさらに少なくとも第1および第2の外側表面を有し、該外側表面の少なくとも一部が絶縁性材料により被覆され、前記絶縁性材料が前記第1および第2の電極の近傍の前記外側表面の一部を除いた全部を被覆していることを特徴とするバイポーラ電気手術器具。

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