特許
J-GLOBAL ID:200903022666923323

エンコーダ内挿装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-031202
公開番号(公開出願番号):特開2000-230840
出願日: 1999年02月09日
公開日(公表日): 2000年08月22日
要約:
【要約】【課題】位置検出を高い分解能で行なえるエンコーダ内挿装置を提供する。【解決手段】エンコーダ内挿装置は、4相のエンコーダ信号から2相信号を作る2相信号形成部100と、2相信号を内挿する内挿回路150とを有する。2相信号形成部100は、2相信号のオフセット補正のため、二組のエンコーダ信号対を加算する加算器114,116と、加算信号の直流レベル揃え手段と、加算信号の交流成分除去手段とを有する。直流レベル揃え手段は、LPF118,120と減算器122とサンプルホールド器124で構成される直流レベル差検出手段と、エンコーダ信号のオフセット調整手段126を有する。交流成分除去手段は、HPF128,136と実効値検波器130,138とサンプルホールド器132,140で構成される交流成分検出手段と、二組のエンコーダ信号対の間のゲイン調整手段134,142を有する。
請求項(抜粋):
距離や角度の変化に応じて正弦波形的に変化するエンコーダ信号を内挿するエンコーダ内挿装置であり、位相が互いに90度ずれている4相のエンコーダ信号から、位相が互いに180度ずれている二組のエンコーダ信号対に基づいて、オフセットを含まない2相信号を作り出す2相信号形成部と、2相信号形成部からの2相信号に基づいて内挿を行なう内挿回路とを有し、2相信号形成部は、二組のエンコーダ信号対のそれぞれを減算し、これにより2相信号を作り出す一対の減算器と、2相信号に含まれる、エンコーダ信号のそれぞれのオフセットの違いに起因する歪みすなわちオフセット誤差を補正するオフセット補正手段とを有し、オフセット補正手段は、位相が互いに180度ずれている二組のエンコーダ信号対のそれぞれを加算する一対の加算器と、一対の加算器から出力される一対の加算信号の直流レベルを揃える直流レベル揃え手段と、一対の加算器から出力される一対の加算信号の交流成分を除去する交流成分除去手段とを有しており、直流レベル揃え手段は、一対の加算信号の直流レベル差を検出する直流レベル差検出手段と、直流レベル差が0になるようにエンコーダ信号のオフセットを調整するオフセット調整手段とを有し、交流成分除去手段は、一対の加算信号のそれぞれに含まれる交流成分を検出する交流成分検出手段と、交流成分が0になるように位相が互いに180度ずれている二組のエンコーダ信号対のそれぞれの間のゲインを揃える一対のゲイン調整手段とを有している、エンコーダ内挿装置。
IPC (2件):
G01D 5/245 102 ,  G01D 5/245
FI (2件):
G01D 5/245 102 B ,  G01D 5/245 102 D
Fターム (7件):
2F077AA20 ,  2F077QQ06 ,  2F077QQ10 ,  2F077TT21 ,  2F077TT43 ,  2F077UU18 ,  2F077UU20

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