特許
J-GLOBAL ID:200903022671381474

気化器のエアベント装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-139494
公開番号(公開出願番号):特開2000-329006
出願日: 1999年05月20日
公開日(公表日): 2000年11月28日
要約:
【要約】【目的】 車輌のジャンプ時において浮子室内からエアベント通路内へ侵入する燃料を即座に外部へ排出し、浮子室内の液面上室を常に大気圧に保持する。【構成】 気化器本体10には絞り弁案内筒12が貫通して穿設され、気化器本体10の浮子室側底部10Aには、絞り弁案内筒12の側方にあって且つ上方に向かうエアベント室凹部13が凹設される。通路形成部Tは、大径筒部17A、小径筒部17B及び第3通路17Eより形成される。通路形成部Tを気化器本体10のエアベント室凹部13内へ挿入してエアベント室Vを形成するとともに小径筒部23Bをエアベント室V内へ突出する。エアベント室Vは、小径筒部23Bの上端23Cより上方位置に形成される第1室V1と、第1室V1より下方位置にあって小径筒部23Bの外周側方に形成される環状の第2室V2とにより形成され、第1通路14を第1室V1内に開口し、第2通路15を第2室V2内に開口する。
請求項(抜粋):
内部を吸気路が貫通し、該吸気路に連設して絞り弁案内筒が上方に向かって穿設される気化器本体と、摺動絞り弁案内筒内に配置され、吸気路の開口を可変制御する摺動絞り弁と、気化器本体と浮子室本体とによって形成される浮子室内に一定なる燃料液面を形成保持する定液面制御機構としてのフロートとを備える気化器において、気化器本体10の浮子室側底部10Aに、絞り弁案内筒12の側方にあって且つ上方に向かって有底状に凹設されるとともに、その上方位置に第1通路14が開口し、下方位置に第2通路15が開口するエアベント室凹部13を設け、一方、通路形成部Tは、エアベント室凹部13の下方開口13Aを閉塞する大径筒部17Aと、大径筒部17Aより上方に向かって突出する小径筒部17Bと、小径筒部17Bの上端17Cから大径筒部17Aの下端17Dに向かって貫通する第3通路17Eとにより形成され、前記、通路形成部Tを気化器本体10のエアベント室凹部13内へ挿入することによりエアベント室凹部13の下方開口13Aを大径筒部にて閉塞してエアベント室Vを形成するとともに小径筒部17Bを前記エアベント室内へ突出して配置し、前記エアベント室を、小径筒部17Bの上端17Cより上方位置に形成される第1室V1と、第1室V1より下方位置にあって、小径筒部17Bの外周側方に形成される環状の第2室V2とに形成し、前記第1通路を第1室V1内に開口するとともに第2通路15を第2室V2内に開口したことを特徴とする気化器のエアベント装置。
IPC (2件):
F02M 5/08 ,  F02M 9/12
FI (2件):
F02M 5/08 R ,  F02M 9/12 C

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