特許

J-GLOBAL ID：200903022672139944

全伸びと疲労き裂伝播抵抗性に優れた厚鋼板の製造方法

発明者： 横田 智之 ,  大坪 浩文 ,  遠藤 茂 ,  鹿内 伸夫
出願人/特許権者： JFEスチール株式会社
代理人 (2件)： 落合 憲一郎 ,  森 和弘
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2007-090617
公開番号（公開出願番号）：特開2008-248314
出願日： 2007年03月30日
公開日（公表日）： 2008年10月16日
要約：

【課題】船舶など構造安全性が強く求められる溶接構造物に好適な、全伸びと疲労き裂伝播抵抗性に優れた板厚20mm以下の薄物の厚鋼板の製造方法を提供する。【解決手段】質量%で、C:0.03%以上、0.10%未満、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.05%以下、S:0.02%以下、必要に応じて、Cu、Ni、Cr、Mo、Nb、V、Ti、B、Caの一種または二種以上Ceq(={C}+{Mn}/6+{Cu+Ni}/15+{Cr+Mo+V}/5、但し、各元素は含有量(質量%)):0.3〜0.4、残部が実質的にFeからなる鋼を、1000°C以上、1250°C以下に加熱し、Ar3点以上で累積圧下率50%以上、圧延終了温度Ar3点以上の圧延後、Ar3-10°CからAr3-80°Cの温度域より600°C以下300°C以上まで、10°C/s以上で加速冷却する。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

質量%で、C:0.03%以上、0.10%未満、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.05%以下、S:0.02%以下、Ceq(={C}+{Mn}/6+{Cu+Ni}/15+{Cr+Mo+V}/5、但し、各元素は含有量(質量%)):0.3〜0.4、残部が実質的にFeからなる鋼を、1000°C以上、1250°C以下に加熱し、Ar3点以上で累積圧下率50%以上、圧延終了温度Ar3点以上の圧延後、Ar3-10°CからAr3-80°Cの温度域より600°C以下300°C以上まで、10°C/s以上で加速冷却することを特徴とする、全伸びと疲労き裂伝播抵抗性に優れた厚鋼板の製造方法。

IPC (4件)：

C21D 8/02 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/04 ,  C22C 38/58

FI (4件)：

C21D8/02 B ,  C22C38/00 301A ,  C22C38/04 ,  C22C38/58

Fターム (22件)：

4K032AA02 ,  4K032AA04 ,  4K032AA08 ,  4K032AA11 ,  4K032AA14 ,  4K032AA16 ,  4K032AA17 ,  4K032AA19 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032BA01 ,  4K032CA02 ,  4K032CA03 ,  4K032CB02 ,  4K032CC03 ,  4K032CC04 ,  4K032CD03

引用特許：

出願人引用 (4件)

• 特許第2785643号公報
  
• 特許第2962134号公報
  
• 特許第3489243号公報
  
• 特許第3434434号公報
  

審査官引用 (6件)

• 延性と耐疲労亀裂伝播特性に優れた鋼材の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2005-098478   出願人：JFEスチール株式会社
• 特開平2-217418
  
• 耐破壊特性に優れた高張力鋼の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-294879   出願人：新日本製鐵株式会社
• 耐延性き裂発生特性に優れる高強度高変形能鋼板とその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2005-096712   出願人：JFEスチール株式会社
• 板厚方向の強度差が小さい疲労亀裂伝播特性に優れた鋼材の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2005-098479   出願人：JFEスチール株式会社
• 湿潤硫化水素環境で疲労亀裂進展特性に優れる鋼材
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-108970   出願人：住友金属工業株式会社