特許
J-GLOBAL ID:200903022675348021

混合酸化物燃料のスクラップ処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 正年 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-088276
公開番号(公開出願番号):特開平10-332881
出願日: 1998年03月18日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、微少なPuO2 スポットを残さずに焼結でき、スクラップ中のPuを完全に回収することが可能なスクラップ処理方法を提供する。【解決手段】 ペレット製造工程で発生する多量の不純物を含むスクラップを圧縮成形してスクラップ塊とし、これを焼結して焼結体とした後、得られた焼結体を硝酸に溶解して、溶媒に対する分配率の差によりUとPuとをそれぞれ抽出する混合酸化物燃料のスクラップ処理方法において、焼結体を硝酸に溶解させる前にスクラップ塊中に含まれるPuO2 スポットのUO2 マトリックス内への固溶を促進させる工程を含んでいる。
請求項(抜粋):
混合酸化物燃料ペレットの製造中に発生するスクラップ粉末からUとPuとを回収するために、前記スクラップ粉末を集めてスクラップ塊とし、これを焼結して焼結体とした後、得られた焼結体を硝酸に溶解して、溶媒に対する分配率の差によりUとPuとをそれぞれ抽出する混合酸化物燃料のスクラップ処理方法において、前記焼結体を硝酸に溶解する前の工程中に、前記スクラップ塊中に含まれるUO2 とPuO2 の相互拡散と固溶反応を促進させる固溶促進工程を含んでいることを特徴とする混合酸化物燃料のスクラップ処理方法。
IPC (2件):
G21C 19/46 ,  G21C 3/62
FI (2件):
G21C 19/46 A ,  G21C 3/62 N

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