特許
J-GLOBAL ID:200903022675535549

トルクコンバータのステータ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-159443
公開番号(公開出願番号):特開平8-004875
出願日: 1994年06月16日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】 トルクコンバータの製造コストを低廉化し、かつストール時のトルク比を向上して車両に用いた場合の発進加速性を向上する。【構成】 トルクコンバータのポンプインペラ3とタービン4との間に設けられたステータ8に、コアリング11の内周面であってブレード9の圧力面9a側にステータの半径方向内向きに突出する隆起部13を設ける。隆起部13を、コアリング11内周面のタービン4側端縁部から徐々に隆起するように半球体の一部からなる部分球面状部13aと、その部分球面状部13aと連続してブレード9の圧力面部9aに連なる円柱体の一部からなる部分円柱面状部13bとにより形成する。ステータの軸線方向に抜き取り可能な2分割の型によりステータを成形できると共に、オイルの環状の流れに沿う曲面を隆起部により形成でき、損失を低減し、効率及びストール時のトルク比を向上し得る。
請求項(抜粋):
ポンプインペラとタービンとステータとを有し、前記ステータが、そのブレードとコアリングとシェルとを前記ステータの軸線方向に抜き取り可能な型により一体成形されたトルクコンバータのステータ構造であって、前記コアリングの内周面における前記ブレードの圧力面側に、前記トルクコンバータ内を環状に循環する流体の前記ステータを通過する際の当該環状の流れに沿う曲面を形成する隆起部を設けたことを特徴とするトルクコンバータのステータ構造。
IPC (2件):
F16H 41/26 ,  F16H 41/28
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-073452

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