特許
J-GLOBAL ID:200903022677585667

高周波回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-276885
公開番号(公開出願番号):特開2000-115017
出願日: 1998年09月30日
公開日(公表日): 2000年04月21日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、高調波成分の発生レベルの高い送信周波数に対して2次高調波歪みを有効に抑えることができる高周波回路を提供する。【解決手段】 本発明は、前記アンテナと前記受信回路との間に接続される第2の送信周波数波長λのλ/4相当の線路となるストリップラインを、第1の送信周波数の波長のλ/4相当の線路長となる第1のストリップライン8と、第2の送信周波数の2倍の周波数の波長のλ/4相当の線路長となる第2のストリップライン10に分け、第1のストリップライン8と第2のストリップライン10との間から第3のダイオード14、第2のストリップライン10の先端に第2のダイオード15を接続し、特に、第3のダイオード15に、2倍の第2の送信周波数が反共振点となる共振回路を配置した。
請求項(抜粋):
2つの送信周波数帯域の送信信号を形成する送信回路、受信回路およびアンテナに接続され、前記送信回路と前記アンテナとの接続および前記受信回路と前記アンテナとの接続の切り換えを行う高周波回路であって、前記送信回路と前記アンテナとの間に、受信時OFF、送信時ONとなる第1のダイオードを配置し、前記アンテナと前記受信回路との間に、高い送信周波数帯域F1 の波長λ1 のλ1 /4相当の線路長の第1のストリップラインと、第1のストリップラインと合わされて低い送信周波数帯域F2 の波長λ2 のλ2 /4相当の線路長に調整された第2のストリップラインを夫々配置し、前記第2のストリップラインの受信回路側端部とグランド電位との間に、第1及び第2のストリップラインをショートスタブとして動作させる第2のダイオードを配置し、前記第1のストリップラインと第2のストリップラインとの接続点とグランド電位との間に、第1のストリップラインをショートスタブとして動作させる第3のダイオードを配置し、前記第2のダイオードとグランド電位の間に、反共振点が前記送信周波数帯域F2 の2倍となるように設定されたL-C共振回路を配置して成り、前記第2の送信信号の送信時の高調波成分を、前記第2のストリップライン、前記第2のダイオード、前記L-C共振回路を介してグランド電位に逃がすようにしたことを特徴とする高周波回路。
Fターム (10件):
5K011BA03 ,  5K011DA01 ,  5K011DA22 ,  5K011DA25 ,  5K011DA27 ,  5K011EA01 ,  5K011GA04 ,  5K011JA01 ,  5K011KA01 ,  5K011KA09

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