特許
J-GLOBAL ID:200903022678161275
コークス炉ガスの精製方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-039232
公開番号(公開出願番号):特開2000-239673
出願日: 1999年02月17日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】【課題】 コークス炉ガス中の硫化水素およびシアン化水素を炭酸ソーダ溶液をアルカリ源とした吸収液を用いて吸収除去し、この吸収液を減圧下で加熱して再生し循環使用するコークス炉ガスの精製方法において、吸収液中でのチオシアン酸ソーダおよびチオ硫酸ソーダの生成を抑制することによって、廃液の抜き取り量を従来法より大幅に減少させる技術を提供する。【解決手段】 上記方法において、吸収液を減圧下で加熱して追い出された硫化水素およびシアン化水素含有ガスを冷却する過程で発生する凝縮水を、コールタールを用いて該凝縮水中に含まれているレドックス反応促進物質と、ナフタリン等の固着物質を抽出除去した後吸収液に戻すことによって、循環している吸収液中でのチオシアン酸ソーダおよびチオ硫酸ソーダの生成を抑制する方法。また、同時に真空ポンプの吸込弁や吐出弁に固着するナフタリンの濃度を低下させる方法。
請求項(抜粋):
コークス炉ガスに含有する硫化水素およびシアン化水素を、炭酸ソーダ溶液または炭酸カリ溶液で吸収除去し、この吸収液を減圧下で加熱して該吸収液から硫化水素およびシアン化水素を一部の水蒸気と一緒に分離せしめ、分離後の吸収液を循環使用するとともに、前記分離後の水蒸気、硫化水素およびシアン化水素を冷却し、硫化水素およびシアン化水素を系外に排出すると共に、凝縮水を前記循環使用する吸収液へ戻すことからなるコークス炉ガスの精製方法において、前記凝縮水にコールタールを添加・混合して該凝縮水中に含まれているレドックス反応促進物質とナフタリンとをコールタール中へ抽出し、その後前記凝縮水とコールタールとを分離し、凝縮水を前記循環使用する吸収液へ戻すことを特徴とするコークス炉ガスの精製方法。
IPC (3件):
C10K 1/12
, B01D 53/52
, B01D 53/77
FI (2件):
C10K 1/12
, B01D 53/34 127 A
Fターム (25件):
4D002AA03
, 4D002AA15
, 4D002AC03
, 4D002BA02
, 4D002BA13
, 4D002DA02
, 4D002DA03
, 4D002DA13
, 4D002DA16
, 4D002DA62
, 4D002DA70
, 4D002EA08
, 4D002EA13
, 4D002EA14
, 4D002GA01
, 4D002GB08
, 4H060AA01
, 4H060BB23
, 4H060CC01
, 4H060CC13
, 4H060DD12
, 4H060DD14
, 4H060FF04
, 4H060FF13
, 4H060FF18
引用特許:
出願人引用 (4件)
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特公昭27-001928
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特公昭26-004021
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特公昭59-007756
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コークス炉ガスの冷却方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-227163
出願人:新日本製鐵株式会社, 日鐵プラント設計株式会社
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