特許
J-GLOBAL ID:200903022679272488

磁気共鳴イメ-ジング方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 多田 公子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-024270
公開番号(公開出願番号):特開2000-093404
出願日: 1999年02月01日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】【課題】1回の撮影で互いに交差する複数のスライスの画像を得る。各スライスの画像において交差部分で信号低下あるいはコントラストの不連続が生じないようにする。【解決手段】静磁場中に配置した被検体の、互いに交差する2断面を連続して撮影し、表示する際に、2断面全体のスピンを励起する高周波パルス101を印加し、次いで第1の断面および第2の断面を順次選択してその断面のスピンを反転する高周波パルス107、114を印加する。さらに第1の断面のスピンを反転する付加的高周波パルス118を印加する。最初の励起パルス101印加からTE1、TE2経過後、それぞれ第1の断面からのエコー信号109、第2の断面からのエコー信号120を計測する。またエコー信号120計測までに、第1の断面からのエコー信号計測のために印加した傾斜磁場をゼロにするような傾斜磁場を印加する。これにより第2の断面のエコー信号計測時に、2断面の交差部分とそれ以外の部分とのスピンの位相が揃い、交差部分での信号の低下およびコントラストの不連続が防止される。
請求項(抜粋):
静磁場中に配置した被検体内の互いに交差する複数の領域を連続して撮影し、表示する磁気共鳴イメージング方法であって、(a)前記複数の領域全体のスピンを励起する励起高周波パルスを印加するステップと、(b)前記励起高周波パルスに引き続いて、前記複数の領域についてそれぞれ1つの領域を選択する傾斜磁場と180°高周波パルスとを印加して、当該領域のスピンを反転するステップと、(c)前記複数の領域についてそれぞれ異なるエコー時間にエコー信号を計測するステップと、(d)2番目以降の領域からのエコー信号を計測する前に、複数の領域が交差する部分のスピンの位相を前記2番目以降の領域の他のスピンの位相と揃えるステップと、(e)前記複数の領域についてそれぞれ計測したエコー信号を用いて、各領域の画像を別個に再構成し、同時表示するステップとを含むことを特徴とする磁気共鳴イメージング方法。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/48
FI (2件):
A61B 5/05 312 ,  G01N 24/08 510 Y
引用特許:
出願人引用 (1件)

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