特許
J-GLOBAL ID:200903022683504229

極低温冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-181912
公開番号(公開出願番号):特開2001-012817
出願日: 1999年06月28日
公開日(公表日): 2001年01月19日
要約:
【要約】【課題】複数の膨張機を備えた極低温冷凍機で、且つ各膨張機のバルブモータを共通のインバータ等によって回転数制御するものに対し、作用圧力切り換え用のバルブの開閉時期のずれにより運転状態が不安定になることを解消し、また、回路内の高圧が上昇し過ぎることによるエネルギーロスを削減する。【解決手段】シリンダ(2)内でのディスプレーサ(22)の往復動により冷媒ガスを膨張室(30)で膨張させて温度降下させるようにした2台の膨張機を互いに並列に接続した極低温冷凍機である。膨張機の運転サイクルを設定するロータリバルブ(35)の高圧ポートの個数を変更する。そして、一方の膨張機はロータリバルブ(35)1回転当たり3サイクルの膨張動作を行う。他方の膨張機はロータリバルブ(35)1回転当たり2サイクルの膨張動作を行う。
請求項(抜粋):
高圧配管(LH)及び低圧配管(LL)を有する作動ガス回路(C)において互いに並列に接続された複数台の膨張機(B1,B2)を備え、該各膨張機(B1,B2)は、シリンダ(2)内にディスプレーサ(22)が往復動可能に収容されると共に、シリンダ(2)内部を高圧配管(LH)に連通させて該シリンダ(2)内に高圧の作動ガスを作用させる高圧開弁状態とシリンダ(2)内部を低圧配管(LL)に連通させて該シリンダ(2)内に低圧の作動ガスを作用させる低圧開弁状態とに交互に切り換わるように回転するバルブ手段(35)をそれぞれ備え、上記各バルブ手段(35,35)は、共通の回転制御手段(45)によって回転数が制御され、共に同一回転数で回転し、この回転に伴うバルブ手段(35)の上記切り換わり動作によるシリンダ(2)内の圧力変化に伴って、ディスプレーサ(22)がシリンダ(2)内で往復動し、作動ガスを膨張させて極低温レベルの寒冷を発生させるようにした極低温冷凍機において、上記各バルブ手段(35,35)は、各膨張機(B1,B2)のディスプレーサ(22,22)の単位時間当たりの往復移動回数が互いに異なるように、1回転当たりにおける高圧開弁状態と低圧開弁状態との切り換え回数が互いに異なっていることを特徴とする極低温冷凍機。
IPC (2件):
F25B 9/14 530 ,  F25B 9/14
FI (2件):
F25B 9/14 530 B ,  F25B 9/14 530 Z

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