特許
J-GLOBAL ID:200903022684808582

主軸装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平井 二郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-333796
公開番号(公開出願番号):特開平6-155107
出願日: 1992年11月20日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】主軸の回転速度に応じて予圧の付与を自動的に変化させ、加工精度の高い主軸装置を提供する。【構成】フロント側ケーシング3a,3bをコイルスプリング3cによって主軸2の先端方向に押圧して軸方向に滑動可能に嵌挿し、複数個のフロント側ベアリング4A,4Bをフロント側ケーシング3a,3b内に嵌挿する。ベアリング4A,4Bの中央部に軸方向に2つに分割してピストン部を形成した外輪間座6a,6bを介装し、そのピストン部に主軸2の回転速度の上昇につれて圧力を低下させた油圧を供給しフロント側ベアリング4A,4Bに付与する予圧を変化させるための油圧供給制御装置7を設ける。リヤ側は外輪間座20a,20bの分割間に常に一定の予圧を付与するコイルスプリング21を設ける。
請求項(抜粋):
主軸ハウジング内のフロント側に軸方向に滑動可能に嵌挿されコイルスプリングによって主軸ハウジングの先端方向に押圧されたフロント側ケーシングと、内輪を主軸の外周面に固定し外輪を前記フロント側ケーシング内に嵌挿して主軸のフロント側を主軸ハウジング内に回転可能に支持した複数個のフロント側ベアリングと、この複数個のフロント側ベアリングの中央部に介装され軸方向に2つに分割してピストン部を形成したフロント側外輪間座と、このフロント側外輪間座の前記ピストン部に主軸の回転速度の上昇につれて圧力を低下させた油圧を供給しフロント側ベアリングに付与する予圧を変化させるための油圧供給制御装置と、前記主軸ハウジング内のリヤ側に軸方向に滑動可能に嵌挿されたリヤ側ケーシングと、内輪を主軸の外周面に固定し外輪を前記リヤ側ケーシング内に嵌挿して主軸のリヤ側を主軸ハウジング内に回転可能に支持した複数個のリヤ側ベアリングと、この複数個のリヤ側ベアリング間に介装され軸方向に2つに分割したリヤ側外輪間座と、このリヤ側外輪間座の分割間に介在されリヤ側ベアリングに常に一定の予圧を付与したコイルスプリングとを備えたことを特徴とする主軸装置。
IPC (3件):
B23B 19/02 ,  F16C 25/08 ,  F16C 35/08
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-083104

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