特許

J-GLOBAL ID：200903022688001446

2次元画像のマッチング処理方法

発明者： 宮澤 秀毅
出願人/特許権者： 株式会社明電舎
代理人 (1件)： 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-165652
公開番号（公開出願番号）：特開平9-016765
出願日： 1995年06月30日
公開日（公表日）： 1997年01月17日
要約：

【要約】【目的】 テンプレートの始点に対応する点を入力パターンから抽出する必要がなく、かつテンプレート数の増加抑制を図って認識時間の短縮化を行う。【構成】 ステップS1は2次元画像を入力する画像入力部で、この画像入力部で入力した入力画像(入力パターン)はステップS2で輪郭抽出、細線化およびベクトル化が施され、ここでベクトル特徴量Aが求められる。ステップS3はN個の単位ベクトルで表現されたテンプレートで、このテンプレートのベクトル特徴量Bと前記ステップS2で得られたベクトル特徴量AとがステップS4のマッチングマトリクス上で類似度が求められる。その後、ステップS5で類似度の最大値を入力パターンとテンプレートとの最適類似度とし、この最適類似度が最大であるテンプレートのパターンを認識結果とする。

請求項（抜粋）：

画像入力部から入力した入力パターンを輪郭抽出、細線化およびベクトル化を行って入力パターンを構成している第1ベクトル特徴量を得た後、この第1ベクトル特徴量と、予めN個の単位ベクトルで構成されたテンプレートの第2ベクトル特徴量とを、マッチングマトリクス上で両特徴量の1成分ベクトルとの間の類似度を求め、求めた類似度の最大値を入力パターンとテンプレートとの最適類似度とし、この最適類似度が最大であるテンプレートのパターンを認識結果とすることを特徴とする2次元画像のマッチング処理方法。