特許
J-GLOBAL ID:200903022689664171

無線回線制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-062819
公開番号(公開出願番号):特開平8-265834
出願日: 1995年03月22日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】【目的】セルラー方式の移動通信システムにおいて、データ通信等の場合に発生する特定通信方向トラヒックの偏りに起因する、周波数資源の無駄使いを是正する無線回線制御装置を提供する。【構成】周波数毎に、「移動局発信の通信数」と「移動局着信の通信数」とを集計する。通信要求が生じた場合、移動局発信か、移動局着信かの通信の開始方向を識別する(S500)。移動局発信の場合は、その基地局が有する周波数の内で、「移動局着信の通信数」から「移動局発信の通信数」を差し引いた数が最も大きい周波数を選択し(S501)、移動局着信である場合は、「移動局着信の通信数」から「移動局発信の通信数」を差し引いた数が最も小さい周波数を選択し(S502)、それぞれ選択した周波数を通信用周波数として制御チャネルを通じて割り当てる(S503)。
請求項(抜粋):
無線基地局が提供する通信サービスエリア内で、当該無線基地局に割り当てられた複数の通信チャネル用無線周波数の中から任意の周波数を用いて当該無線基地局と無線移動局との間の通信を行う移動通信システムにおいて、前記無線基地局に設備され、通信の開始時に、当該通信が前記無線移動局から発信された通信か、それとも前記無線移動局に着信する通信かを識別する通信方向識別手段と、各通信チャネルの無線周波数毎に、各無線周波数に既に設定されている前記通信方向毎の通信数を記憶する通信数記憶手段とを有し、通信開始要求を受けると、前記通信方向識別手段により通信方向を識別し、前記通信数記憶手段より当該識別した通信方向の通信数が最も少ない無線周波数を選定し、この選定した無線周波数を当該通信要求の通信チャネル用周波数として割り当てることを特徴とする無線回線制御装置。
IPC (3件):
H04Q 7/36 ,  H04Q 7/28 ,  H04L 12/56
FI (3件):
H04B 7/26 105 D ,  H04B 7/26 110 Z ,  H04L 11/20 102 E

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