特許
J-GLOBAL ID:200903022691033642

気中微小粒子特性測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工業技術院資源環境技術総合研究所長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-086238
公開番号(公開出願番号):特開平5-322739
出願日: 1991年03月26日
公開日(公表日): 1993年12月07日
要約:
【要約】【目的】 固体状と液体状の粒子を含む気体を吸引し、ノズルで加速することで、気中粒子を慣性力の大小で粒径別に分級、捕集し、捕集粒子全体の質量と加熱による液体状粒子の蒸発後の質量から、固体状と液体状の粒子の質量による粒径分布の測定が可能となる。【構成】 ノズルと排出口を設けた箱内において、テーパ形のガラス筒状の検出素子の最上部に、箱外の電源に接続されるニクロム板を設置し、ガラス筒の中央位置に筒を振動させるための電極が対向して離れて設置され、この電極と直角方向に、筒の振動数を測定するように配置された光学系を備えたもので、固体状と液体状粒子の粒径分布を測定する装置。
請求項(抜粋):
微小粒子が浮遊する気体を箱中に取り入れるためのノズルと箱中の気体を取り出す排出穴を有する箱内において、固有周期で振動するテーパ形のガラス筒状の検出素子が、ノズル直下に検出素子の直径が大きい方が箱内底に固定され、ノズル側の検出素子上には両端を箱外の電源に結線して、ニクロム板が固定されており、吸引ポンプにより、微小粒子を含む気体を吸引し、慣性衝突により固体状粒子と液体状粒子をニクロム板上に捕集させ、捕集前、捕集後とニクロム板を通電加熱した後の振動数から、固体と液体状粒子の粒径分布と粒径区分毎の質量濃度を測定する装置。

前のページに戻る