特許
J-GLOBAL ID:200903022729366977

分散形制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小沢 信助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-020110
公開番号(公開出願番号):特開平7-230301
出願日: 1994年02月17日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】【目的】冗長化構成の制御装置を備えた分散形制御装置において、制御権が移行した際における入出力データの継続性を維持する。【構成】各制御装置に、制御演算部が扱う入出力データを格納する第1のメモリ手段と、異常があった場合に相手側の制御装置に制御権を移行する二重化制御手段と、リモート入出力バスを介してリモート入出力装置との間でサイクリックスキャン通信を行うスキャン通信手段と、スキャン通信手段が扱う送受信データを格納する第2のメモリ手段と、第1のメモリ手段から第2のメモリ手段への出力データの書込みと第2のメモリ手段から第1のメモリ手段への入力データの書込みを制御する入出力データ更新手段と、制御権の移行があった場合、自身の側の入出力データの更新動作を中断させ、相手側スキャン通信手段の動作状態が正常であることを確認し、相手側第2のメモリ手段に送信データを格納後、自身のスキャン通信手段を停止し、相手側のスキャン通信手段を起動する通信制御手段とを設けて構成される。
請求項(抜粋):
制御演算機能を備えた冗長化構成の制御装置と、これらの各制御装置にリモート入出力バスを介して結ばれるリモート入出力装置とで構成される分散形制御装置であって、前記各制御装置に、制御演算機能を有する制御演算部と、この制御演算部が扱う入出力データを格納する第1のメモリ手段と、自身の装置の動作状態を監視し異常があった場合に相手側制御装置に制御権を移行する二重化制御手段と、リモート入出力バスを介してリモート入出力装置との間でサイクリックスキャン通信を行いデータの送受信を行うスキャン通信手段と、このスキャン通信手段が扱う送受信データを格納する第2のメモリ手段と、第1のメモリ手段から第2のメモリ手段への出力データの書込みと第2のメモリ手段から第1のメモリ手段への入力データの書込みを制御する入出力データ更新手段と、前記二重化制御手段によって制御権の移行が行われる際、自身の側の入出力データ更新手段による入出力データ更新動作を中断させると共に、相手側制御装置のスキャン通信手段の動作状態が正常であることを確認し、相手側制御装置の第2のメモリ手段に送信データを格納後、自身のスキャン通信手段を停止し、相手制御装置側のスキャン通信手段を起動する通信制御手段とを設けたことを特徴とする分散形制御装置。
IPC (4件):
G05B 9/03 ,  G05B 15/02 ,  G06F 11/20 310 ,  H04Q 9/00 311
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-138605
  • 特開昭60-238901

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