特許

J-GLOBAL ID：200903022738722662

透明樹脂モールドレーザダイオードの固定シースと固定方法

発明者： 梅垣 卓
出願人/特許権者： 富士電機株式会社
代理人 (1件)： 山口 巖
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-238711
公開番号（公開出願番号）：特開平6-077593
出願日： 1992年09月08日
公開日（公表日）： 1994年03月18日
要約：

【要約】【目的】金属シースに固定した樹脂モールドレーザダイオードの発光点の位置ずれが起きないようにする。【構成】固定シースをコ字状金属製とし、これにテーパーと、開口端の突起部および肉厚段差部を形成し、透明樹脂モールドレーザダイオードを固定するときは、コ字状金属シースのテーパー部を押し拡げるようにして挿入するために、コ字状金属シースの弾性的な回復力でモールド表面を押圧し、コ字状金属シースとモールド表面との良好な密着状態が常に保持されており、これはさらに接着剤により強固に固定することができるので、使用時の周囲温度変化に対して空隙などを生ずることなく、ダイオード素子の発光点の位置ずれも起きず、信頼性の高い固定状態が得られる。

請求項（抜粋）：

内面が透明樹脂モールドレーザダイオードのモールド表面と接触可能な大きさを持つコ字状金属からなり、上下内面の空間距離がコ字状底面の上方にある開口端に向かって小さくなるテーパーと、その開口端の全長に沿ってコ字状内側に形成し並行して向かい合う突起部と、対向位置にある二つの側面開口端の一方の全長に沿ってコ字状内側に形成し並行して向かい合う肉厚段差部とを有することを特徴とする透明樹脂モールドレーザダイオードの固定シース。