特許
J-GLOBAL ID:200903022745152740

磁気ヘッド吸着防止機構付き磁気ディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-110854
公開番号(公開出願番号):特開平7-320453
出願日: 1994年05月25日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】 磁気ディスク装置の停止時および保管時におけるディスク媒体と磁気ヘッドとの吸着現象を防止する。【構成】 装置停止時に磁気ディスクベース1内の空気の温湿度を温度センサ8および湿度センサ9で検出し、相対湿度検出回路13により相対湿度に変換する。ここで、相対湿度があらかじめ設定した値に達すると、ヒータ11を作動させ磁気ディスクベース1内の空気を暖めて相対湿度を下げる。また同時に、磁気ディスクベース1内の相対湿度が上昇している間に、磁気ヘッド5を微少に揺動させてディスク媒体2と磁気ヘッド5との吸着を防止する。この実行間隔時間はイマー14で監視する。また、ヒータ11の加熱によって磁気ディスクベース1内の相対湿度が低下すると磁気ヘッド5の動作を解除する。装置内には電池12を備えており、保管時における非稼働状態下でも吸着防止動作が可能である。
請求項(抜粋):
密閉構造をなすヘッド・ディスク組立体を有する磁気ディスク装置において、前記ヘッド・ディスク組立体内の温度を検出する温度センサと、前記ヘッド・ディスク組立体内の湿度を検出する湿度センサと、前記ヘッド・ディスク組立体内を加熱し相対湿度を低下させるヒータと、前記温度センサおよび前記湿度センサによる計測結果から前記ヘッド・ディスク組立体内の相対湿度が所定の値を超えたとき磁気ヘッドを移動させ、かつ前記ヒータを作動させる制御部と、前記ヒータおよび前記制御部に電源を供給する電池とを備えることを特徴とする磁気ヘッド吸着防止機構付き磁気ディスク装置。
IPC (3件):
G11B 25/04 101 ,  G11B 21/21 ,  G11B 33/14 501
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭61-160878
  • 特開平4-064980
  • 特開平3-228273
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