特許
J-GLOBAL ID:200903022747445612

感熱プリンタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-371822
公開番号(公開出願番号):特開2002-172809
出願日: 2000年12月06日
公開日(公表日): 2002年06月18日
要約:
【要約】【課題】 濃度ムラを低減するとともに、不要なプリント時間の増大を防ぐ。【解決手段】 各色画像の記録前にサーマルヘッドのヘッド温度TH とその周囲の環境温度TA とを測定する。各温度TH ,TA から画像記録時にカラー感熱記録紙20と接触する部材に蓄熱されている熱を放出するために必要な助走距離Lを算出する。カラー感熱記録紙20は、押圧開始位置P2でサーマルヘッドとプラテンローラとに押圧される。サーマルヘッドを駆動せずに記録開始位置P1まで押圧助走する。カラー感熱記録紙20と接触する部材に蓄熱されていた熱が、押圧助走中にカラー感熱記録紙20に放出されて画像記録時の濃度ムラが低減される。また、不要な押圧助走をしないからプリント時間の増大を防ぐことができる。
請求項(抜粋):
画像記録時に感熱記録材料と接触するヘッドカバーが設けられたサーマルヘッドを用い、プラテンローラに支持される感熱記録材料に前記サーマルヘッドを押し付けた状態でこの感熱記録材料を搬送して所定の記録エリアに各色画像を面順次で記録する感熱プリンタにおいて、前記記録エリアよりも前から前記サーマルヘッドを感熱記録材料に押し付けて、前記ヘッドカバー及びプラテンローラを感熱記録材料に接触させた状態で感熱記録材料を搬送する押圧助走を行い、サーマルヘッドまたはプラテンローラのいずれかに蓄熱されている熱を感熱記録材料に放熱させることを特徴とする感熱プリンタ。
Fターム (5件):
2C065AB01 ,  2C065AC01 ,  2C065CC24 ,  2C065CC27 ,  2C065CC32

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