特許
J-GLOBAL ID:200903022759030345

内燃機関の蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-353451
公開番号(公開出願番号):特開2001-132558
出願日: 1999年11月08日
公開日(公表日): 2001年05月15日
要約:
【要約】【課題】 エンジンの吸入空気量に応じた適正パージ流量を確保するとともに、高温時の吸気管内への蒸発燃料の流入による再始動不良やアイドリング回転不調を防止することができる蒸発燃料処理装置を提供する。【解決手段】 キャニスタ14からスロットルボデー4のパージポートへのパージ通路2を二分し、一方の通路2aはチェック弁3を介して、スロットルバルブ5の開度により上流側、下流側となる第1のパージポート6aに開口させ、他方の通路2bは燃料タンク13内圧力に応じてパージ流量を制御する制御弁7を介して、スロットルバルブ5下流の第2のパージポート6bに開口させたので、高温時の吸気管内への蒸発燃料の流入が低減され混合気の過濃が防止され、再始動不良やアイドリング回転不調を防止できる。
請求項(抜粋):
燃料タンク等から蒸発する燃料蒸気を一時的にキャニスタに吸着させておき、エンジンの始動とともに、吸着した燃料蒸気を吸気通路に開口するパージポートからエンジンに吸入させ、離脱処理して燃焼させる蒸発燃料処理装置において、前記キャニスタから前記パージポートへの通路を第1および第2のパージ通路に二分し、前記第1のパージ通路をチェック弁を介して、スロットルバルブの開度により上流側または下流側となる第1のパージポートに連通させ、前記第2のパージ通路を燃料タンク内圧力に応じてパージ流量を制御する制御弁を介して、スロットルバルブ下流の第2のパージポートに連通させたことを特徴とする内燃機関の蒸発燃料処理装置。

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