特許
J-GLOBAL ID:200903022763934267

車両の差動制限制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-193199
公開番号(公開出願番号):特開平7-025259
出願日: 1993年07月07日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】【目的】 車両の差動制限制御において、車両の挙動を過度に制限することなく、確実に差動制限制御を安定化できるようにする。【構成】 4輪駆動車MCにおいては、前輪1,2 は常時駆動され、後輪3,4 は、電磁多板クラッチ19を介して駆動されるが、クラッチ19の差動制限トルクを、所定条件下に保持する保持トルクは、保持開始時の差動制限トルクに応じて且つ差動制限トルクよりも小さく設定され、更に、車体前後加速度の増大に応じて大きく補正されるとともにヨー加速度の増大に応じて小さく補正される。これにより、差動制限制御を安定化させてハンチング現象を防止し、差動制限と差動制限解除の頻繁な切換えを確実に防止しつつ、加速性と旋回性の低下を防止できる。
請求項(抜粋):
車輪間又は車軸間の差動回転に応じて、その差動を制限する差動制限手段を備えた車両の差動制限装置において、車両の走行状態に関連する所定の物理的パラメータの検出値を、予め設定された締結トルク特性に適用して差動制限トルクを算出するトルク算出手段と、前記トルク算出手段で算出された差動制限トルクで差動制限するように差動制限手段を制御する制御手段と、所定の差動制限保持条件が成立したときに、前記トルク算出手段で算出された差動制限トルクに応じた且つ差動制限トルクよりも小さな差動制限保持トルクで差動制限保持を行うように差動制限手段を制御する保持制御手段と、を備えたことを特徴とする車両の差動制限制御装置。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平1-178027
  • 特開昭63-312238
  • 特開平2-038139
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-178027
  • 特開昭63-312238
  • 特開平2-038139

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