特許
J-GLOBAL ID:200903022764500180

吊り装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-312262
公開番号(公開出願番号):特開平5-149319
出願日: 1991年11月27日
公開日(公表日): 1993年06月15日
要約:
【要約】【目的】 静止部位に対して被吊持体を吊持するための吊り装置において、ナット締め付け時に座金が吊りボルトから外れてしまうことを防止する。【構成】 ボルト嵌入口15aの対向縁部に、座金15板面に対して互いに相反する方向に傾斜して突出する第1及び第2の突片15b,15cを形成し、両突片15b,15c間の対面距離Aを吊りボルト13の外径寸法より大きく設定すると共に、両突片15b,15c間の座金15板面方向の離間距離Cを吊りボルト13の外径寸法より小さく設定する。上記構成によれば、両突片15b,15cの対向面と吊りボルト13とが略平行となるように座金15を傾ければ、座金15のボルト嵌入口15aを吊りボルト13に嵌入し得、しかも、この後、座金15を水平状態に戻せば、両突片15b,15cによって、座金15が吊りボルト13に対して抜止めされる。
請求項(抜粋):
静止部位から垂下される吊りボルトと、この吊りボルトに螺合され被吊持体の上下に位置する一対のナットと、外周端で開口するボルト嵌入口を有する座金とを具備し、前記吊りボルトに前記被吊持体のボルト取付孔を挿通し、この吊りボルトにおける前記ボルト取付孔挿通部分に前記座金をそのボルト嵌入口を通して横から嵌入した上で、前記各ナットにて前記被吊持体を前記座金を介して締め付けることにより前記被吊持体を吊持するようにしたものにおいて、前記座金のボルト嵌入口の対向縁部に、夫々互いに相反する方向に傾斜して突出するように第1及び第2の突片を形成し、且つ、これら両突片間の対面距離を前記吊りボルトの外径寸法より大きく設定すると共に、前記両突片間の座金板面方向の離間距離を前記吊りボルトの外径寸法より小さく設定したことを特徴とする吊り装置。
IPC (2件):
F16B 43/00 ,  F24C 7/06

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