特許
J-GLOBAL ID:200903022766156265

通信ネットワークリソース割当方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-057403
公開番号(公開出願番号):特開2002-261818
出願日: 2001年03月01日
公開日(公表日): 2002年09月13日
要約:
【要約】【課題】 複数のドメインから構成される通信ネットワークにおいて、各通信要求端末と各リソースマネージャとの自律分散処理に基づいて、複数ドメインにまたがる通信要求への効率的な通信リソースの割当を行う。【解決手段】 通信要求を持つ通信端末11側で通信経路上の複数のリソースマネージャから送られてきたリソース価格の平均値を取り、効用値が最適となる要求リソース量を求めて各リソースマネージャ31〜33に通知する。複数のリソースマネージャそれぞれではリソース使用量の増加分によるコストの増加と収入となるリソース使用料金との差が最大となるリソース量の増加分を求め、通信要求端末の要求リソース量とを比較し、その差が十分小さい場合に要求リソース量を通信要求端末に割当てる。そしてこの差が大きい場合には、通信要求端末に提示するリソース価格を低くして上記の手続を繰り返す。
請求項(抜粋):
複数のドメインから構成され、各ドメインにそのドメイン内のリソースを管理するリソースマネージャが存在する通信ネットワークにおいて、通信要求を持つ通信端末が、送信側通信端末と受信側通信端末とを接続する経路上の複数のドメインそれぞれに対応する複数のリソースマネージャそれぞれと交渉を行って、送信側通信端末と受信側通信端末とを接続するための通信リソースを確保する場合に、交渉を行う各リソースマネージャは、最初に単位量当たりのリソース価格を十分大きな値に設定し、交渉を行う各リソースマネージャは、現交渉段階での単位量当たりのリソース価格を通信要求を持つ通信端末に通知し、通知した単位量当たりのリソース価格を想定したときに支払いを受けるリソース料金と使用リソース量の増加分によるコストの増加分との差が最大となる使用リソース量の増加分を計算し、各リソースマネージャから単位量当たりのリソース価格の通知を受けた通信要求を持つ通信端末は、単位量当たりの平均リソース価格を計算し、自らの効用値と計算した単位量当たりの平均リソース価格を想定したときに支払うリソース料金との差が最大となるリソース量を計算し、リソース量の交渉を行うすべてのリソースマネージャに通知し、リソース量の通知を受けたリソースマネージャそれぞれは、そのリソース量が制約リソース量よりも小さければ、先に計算した使用リソース量の増加分と通知されたリソース量の差分を求め、当該差分が十分に小さければ、交渉の決着を通信要求を持つ通信端末に通知し、当該リソース量を当該通信端末に割り当て、交渉決着の通知を受けた通信要求を持つ通信端末は、他のリソースマネージャへその旨を通知し、他のリソースマネージャも当該リソース量を通信要求を持つ通信端末に割り当て、前記リソースマネージャそれぞれは、前記差分が十分に小さくなければ、この差分を用いて単位量当たりのリソース価格を更新し、再び、現交渉段階での単位量当たりのリソース価格として、更新した単位量当たりのリソース価格を通信要求を持つ通信端末に通知し、以後、上記の交渉手順を繰り返すことを特徴とする通信ネットワークリソース割当方法。
IPC (2件):
H04L 12/56 200 ,  G06F 15/177 674
FI (2件):
H04L 12/56 200 Z ,  G06F 15/177 674 A
Fターム (10件):
5B045GG02 ,  5K030GA19 ,  5K030HA08 ,  5K030JL01 ,  5K030JL07 ,  5K030JT03 ,  5K030KA01 ,  5K030KA06 ,  5K030KA13 ,  5K030LC09

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