特許
J-GLOBAL ID:200903022776400717

繊維強化複合材ロータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-253855
公開番号(公開出願番号):特開2001-073701
出願日: 1999年09月08日
公開日(公表日): 2001年03月21日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 基材(マトリックス)と強化繊維で形成される従来の複合材ロータは、回転バランス調整時、切削される基材とともに強化繊維が切断されるために、特に遠心力が働く方向の強度が低下する不具合があった。【解決手段】 本発明の繊維強化複合材ロータは、複合材ロータの回転バランス調整を行う回転バランス調整部を避け、回転バランス調整に伴う基材の切削とともに切断されるのを防止して、複数方向に配設され基材と一体化され機械的特性又は機能的特性を向上させる強化繊維を配設するものとした。これにより、回転バランス調整部は、強化繊維のない基材の切削のみで行われ、回転軸と慣性主軸とが一致するようにしても、強化繊維切断による界面が露出することがなく、亀裂の発生が防止できる。また、回転バランス調整部の切削による強化繊維の切断がなく、高速回転で発生する遠心力に耐える強度を複合材ロータに保持することができる。
請求項(抜粋):
基材と前記基材の複数方向に配設され一体化されて、機械的特性若しくは機能的特性を向上させる強化繊維とからなる繊維強化複合材ロータにおいて、複合材ロータの回転バランス調整時に軸心回りの重量分布調整を行なう前記基材の回転バランス調整部を避けて配設され、前記基材の重量分布調整を伴う切削により生じる切断を防止して、前記基材に前記強化繊維を配設したことを特徴とする繊維強化複合材ロータ。
IPC (4件):
F01D 5/02 ,  B29C 70/06 ,  C04B 35/80 ,  B29L 31:08
FI (3件):
F01D 5/02 ,  B29C 67/14 P ,  C04B 35/80 Z
Fターム (13件):
3G002AA01 ,  3G002AA02 ,  3G002AA12 ,  3G002AA13 ,  3G002AB00 ,  3G002AB08 ,  4F205AG22 ,  4F205AH04 ,  4F205HA19 ,  4F205HA37 ,  4F205HB01 ,  4F205HL23 ,  4F205HW21

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