特許
J-GLOBAL ID:200903022779687308

自在継手及び自在継手の内方継手部材の加熱処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-027675
公開番号(公開出願番号):特開2000-227123
出願日: 1999年02月04日
公開日(公表日): 2000年08月15日
要約:
【要約】【課題】製品寿命を向上させることができる等速ジョイントを提供する。【解決手段】被動軸16に連結され、複数のボール溝17を内周面に備えた外方継手部材12と、駆動軸19に連結され、複数のボール溝20を外周面に備えた内方継手部材14と、各ボール溝17,20に嵌合された複数のトルク伝達用ボール15と、外方継手部材12と内方継手部材14間に配置され、前記トルク伝達用ボール15を保持するケージ13とを備えた等速ジョイント11において、内方継手部材14の薄肉部34と非薄肉部とは、高周波焼入れによる硬化層31の厚みを薄肉部34側の方が薄くなるようにした。このため、薄肉部33の靱性が向上すると共に、トルク伝達ボール15の転動により生じる繰り返し引張り応力に対する疲労強度が向上する。従って、内方継手部材14の製品寿命、ひいては等速ジョイント11の製品寿命を向上させることができる。
請求項(抜粋):
第1軸(16)に連結され、複数のボール溝(17)を内周面に備えた外方継手部材(12)と、第2軸(19)に連結され、複数のボール溝(20)を外周面に備えた内方継手部材(14)と、外方継手部材(12)及び内方継手部材(14)の各ボール溝(17,20)に嵌合された複数のトルク伝達用ボール(15)と、外方継手部材(12)と内方継手部材(14)間に配置され、前記トルク伝達用ボール(15)を保持するケージ(13)とを備えた自在継手(11)において、前記内方継手部材(14)の薄肉部(34)と非薄肉部とは、硬化層(31)の厚みを薄肉部(34)側の方が薄くなるように加熱処理されている自在継手。
IPC (3件):
F16D 3/20 ,  C21D 1/10 ,  C21D 9/40
FI (4件):
F16D 3/20 F ,  C21D 1/10 G ,  C21D 1/10 H ,  C21D 9/40 A
Fターム (8件):
4K042AA25 ,  4K042BA04 ,  4K042DA01 ,  4K042DB01 ,  4K042DC01 ,  4K042DD04 ,  4K042DE02 ,  4K042EA03

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