特許
J-GLOBAL ID:200903022787768589

フレーム転送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-021055
公開番号(公開出願番号):特開平11-220472
出願日: 1998年02月02日
公開日(公表日): 1999年08月10日
要約:
【要約】【課題】 AAL2タイプ2を用いて復調されたFAX制御用HDLCフレームを転送する際に、プロトコルオーバヘッド、および転送トラヒック量を少なくすることにより高い回線使用効率を提供し、さらにパケットの組立・分解に要する時間を短縮し転送遅延時間を短縮するようにする。【解決手段】 HDLCフレームを受信しつつ、その受信フレームを任意のバイトに区切り、フレームの先頭バイトの前にのみヘッダを、フレームの最終バイトの後にトレーラを付加して、CPSパケット化し送信するストリーミングモード送信機構と、受信したCPSパケットから抽出したデータを、後続のデータの到着を待つことなく HDLCフレームとして送信するストリーミングモード受信機構を設けた。
請求項(抜粋):
変調されたモデム信号を受信し、復調した後にHDLCフレームを抽出し、ATMセルに組立てATM網に送信すると共に、ATM網から受信したATMセルを分解しHDLCフレームを復元した後、モデム信号に変調して加入者回線に送信するフレーム転送装置において、以下の構成要素を有するフレーム転送装置。a.上記変調されたモデム信号を復調するモデム信号復調部、b.上記復調されたデータからHDLCフレームを抽出し、フラグパターンならびにフラグパターンとそれ以外のデータとの識別用に挿入された“0”を除去し、データ部分を抽出するHDLCフレーム受信部、c.上記HDLCフレーム受信部からのデータを蓄積するデータ蓄積部、d.上記データ蓄積部からのデータがフレームの先頭である場合、Service Specific Convergence Sublayer (以下SSCS)ペイロードのデータ種別とSSCSヘッダ自身に対するパリティビットを格納したSSCSヘッダと先頭データを含む1または複数バイトごとにパケットを組み立て、フレームの先頭または最終以外の場合、1または複数バイトごとにAALタイプ2のCommon Part Sublayer(以下CPS)パケットに組立て、フレームの最終データの場合、SSCSヘッダおよびSSCSペイロードに対するCRC演算結果とHDLCフレームの受信ステータスを格納したトレーラを、最終データと同一CPSパケット、または別のCPSパケットに組立てるストリーミングモード型パケット組立部、e.上記ATMセルに上記CPSパケットを、AALタイプ2(ITU-T勧告I.363.2)の勧告に従って格納し、上記ATM網にそのATMセルを送信するATM送信部、f.上記ATM網からATMセルを受信し、AALタイプ2の勧告に従ってCPSパケットを抽出するATM受信部、g.上記ATM受信部が抽出したCPSパケットが先頭CPSパケットの場合には、それに含まれるSSCSヘッダのデータ種別を識別後、後続のデータを抽出してデータゆらぎ吸収部へ送出し、中間CPSパケットの場合には、CPSペイロードのデータをそのままデータゆらぎ吸収部へ送出し、最終CPSパケットの場合には、データが含まれている場合には、そのデータをデータゆらぎ吸収部へ送出し、トレーラのCRC演算結果と、先頭CPSパケットからのCPSペイロード部分に対するCRC演算結果を比較し不一致のとき、またはトレーラのHDLCフレーム受信ステータスが異常終了のとき、データゆらぎ吸収部にアボートパターンを送出するストリーミングモード型パケット分解部、h.ストリーミングモード型パケット分解部からのデータを一時的にバッファリングしゆらぎを吸収するデータゆらぎ吸収部、i.上記ゆらぎ吸収部がゆらぎ吸収したデータがアボートパターンならそのビットストリームのまま、それ以外のデータならフラグパターンとの識別用の“0”を挿入し、フラグパターンを追加してHDLCフレームに組立てるHDLCフレーム送信部、j.HDLCフレームをモデム信号に変調して送信するモデム信号変調部。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04Q 3/00
FI (2件):
H04L 11/20 E ,  H04Q 3/00

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