特許
J-GLOBAL ID:200903022789286727

パルプ蒸解液およびパルプ製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加茂 裕邦
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2000003834
公開番号(公開出願番号):WO2000-077294
出願日: 2000年06月13日
公開日(公表日): 2000年12月21日
要約:
【要約】所定の標準蒸解液および液比:3.0L/kg(絶乾チップ当り)で所定の条件下で蒸解したとき、パルプのカッパー価18のときのパルプ収率が50〜51%となるパルプが得られる木材チップを標準チップとして、この標準チップを用い、同一液比で同一昇温プロファイルにおいて昇温して、カッパー価が18のパルプを得るとき、パルプ収率を3.5%以上上昇させ、対チップ活性アルカリ添加率を2%以上低下させるパルプ蒸解液およびパルプ製造方法。低カッパー価とパルプ収率の関係を改善し、併せて薬液使用量の削減、回収ボイラーの負荷低減が達成される。
請求項(抜粋):
カッパー価が10〜45のパルプを生産する蒸解法のうち、絶乾チップに対する液比が1.5〜5.0L/kgであり、最高温度が140〜180°Cであり、チップが最高温度に達するまでの時間が5分以上である蒸解法に適用される蒸解液であって、以下の標準蒸解液および液比:3.0L/kg(絶乾チップ当り)で所定の条件下で蒸解したとき、パルプのカッパー価18の時のパルプ収率が50〜51%となるパルプが得られる木材チップ(学名:Fagus Crenata Blumeから選ばれるチップ)を標準チップとして、この標準チップを用い、同一液比で同一昇温プロファイルにおいて昇温して、カッパー価が18のパルプを得るとき、パルプ収率を3.5%以上上昇させ、対チップ活性アルカリ添加率を2%以上低下させる蒸解液であることを特徴とするパルプ蒸解液。 標準蒸解液組成:NaOH 70g/L(Na2O換算) Na2S 30g/L(Na2O換算) Na2CO3 15g/L(Na2O換算)
IPC (1件):
D21C 3/00

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