特許
J-GLOBAL ID:200903022789720214

行方向判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-236614
公開番号(公開出願番号):特開平5-006457
出願日: 1991年09月17日
公開日(公表日): 1993年01月14日
要約:
【要約】【目的】 OCR等において、名刺等の文書の行方向を高い精度で検出する。【構成】 外接矩形検出手段21は、入力画像データを走査して文字部等の情報領域を外接矩形として検出する。検出された外接矩形は、この中より、文字部の外接矩形のみが外接矩形選別手段23で抽出された後、特徴検出手段25によって特徴点及び特徴量が検出される。ヒストグラム作成手段27では、検出された特徴点の位置座標より、特徴量を加算して水平方向と垂直方向のヒストグラムを作成する。行方向判定手段30では、水平方向と垂直方向の各ヒストグラムにおいて、最もヒストグラム値の大きい値をそれぞれ検出し、それらの検出された値に基づいて文字行の行方向を判定する。
請求項(抜粋):
画像データを走査して該画像データ中の文字行の行方向を判定する行方向判定装置において、前記画像データを走査して前記画像データ中の情報領域を外接矩形として検出する外接矩形検出手段と、前記外接矩形検出手段で検出された外接矩形の中から文字部の外接矩形のみを抽出する外接矩形選別手段と、前記外接矩形選別手段で抽出された文字部の外接矩形より特徴点及び特徴量を検出する特徴検出手段と、前記特徴検出手段で検出された前記特徴点の位置座標より、第1の所定の範囲内に位置する水平方向のヒストグラム値の値に対してその特徴点に対応した特徴量分を加算し、かつ前記特徴点の位置座標より、第2の所定の範囲内に位置する垂直方向のヒストグラム値の値に対してその特徴点に対応した特徴量分を加算することによって水平方向と垂直方向のヒストグラムを作成するヒストグラム作成手段と、前記ヒストグラム作成手段で作成された水平方向と垂直方向の各ヒストグラムにおいて最大ヒストグラム値をそれぞれ検出し、それらの検出値に基づいて前記文字行の行方向を判定する行方向判定手段とを、備えたことを特徴とする行方向判定装置。

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