特許
J-GLOBAL ID:200903022790708341

溶融リチウム核融合反応発生方法および核融合エネルギー供給装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 正信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-001056
公開番号(公開出願番号):特開2002-207092
出願日: 2001年01月09日
公開日(公表日): 2002年07月26日
要約:
【要約】【課題】 簡便な手段で高密度の液体イオン・電子プラズマを発生する核融合反応方法を提供することと、放射性廃棄物を排出しない環境にやさしいクリーンエネルギーを提供すること。【解決手段】 電極内の溶融リチウム表面にガス放電プラズマで加速又はイオン源から引出した水素イオンを注入して高密度の液体イオン・電子プラズマを生成し、これら高密度の液体イオン・電子プラズマによって原子核間のクーロン障壁を減殺するとともに、前記溶融リチウム内の原子核間に働く凝縮力によって原子核同志を反応距離に近接させて核融合反応を誘発させること。そして、前記核融合反応を誘発させる装置を炉心として発生する熱エネルギーを冷媒を介して取出し、反応生成物からは核融合燃料物質を分離して炉心に戻し再利用すること。
請求項(抜粋):
箱状電極中の溶融リチウム表面にガス放電プラズマで加速又はイオン源より引出した水素の負又は正イオンを注入して、高密度の液体イオン・電子プラズマを生成し、これら高密度の液体イオン・電子プラズマによって原子核間のクーロン障壁を減殺するとともに、前記溶融リチウム内の原子核間に働く凝縮力によって原子核同志を反応距離に近接させて核融合反応を誘発させることを特徴とする核融合反応発生方法。

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