特許
J-GLOBAL ID:200903022790738470

フラットフレキシブル回路を用いた回路カード コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-113550
公開番号(公開出願番号):特開平10-041028
出願日: 1997年04月15日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【目的】 フレキシブル回路を使用し、フレキシブル回路に有害なストレスが及ばないようにすると共に、回路カードに確実な接触力を与えるための確実な回路カード係合手段を備えた回路カードコネクタを提供する。【構成】 回路カードコネクタ20は、フレキシブル回路64と、回路カード30の接点パッド34に直角の力を付与するカード係合組立体50とを備えている。又、回路カードコネクタ20は、2つの対向する端部40も備えている。カード係合組立体50は、一対の支点Fにのせられる2つの対向するスプリング部材53を含み、これらスプリング部材53は、コネクタ20のカード受入スロット80の中心線Cの両側に互いに離間される。スプリング部材53は、レッグ部分55と、アーム部分57とを有する。レッグ部分55は、カード受入スロット80へ突出し、回路カード30の挿入エッジ36がこれらレッグ部分55に当たってそれらを互いに分離させ、これにより、アーム部分57は、その支点Fの周りを回転し、回路カード30の両側の接点パッド34に接触して直角の力を及ぼす。
請求項(抜粋):
プリント回路板22,513の複数の接点26と、回路カード30の複数の接点34とを電気的に接続する電気コネクタ20,500において、上記回路カード30は、カード受入スロット80,508に挿入したり取り出したりすることのできるエッジ36を有し、上記回路カード30は、一般的に平らであって第1及び第2の回路面を有し、これら第1及び第2の回路面の各々に複数の接点34が配置されており、上記コネクタ20,500は、回路カード係合組立体50,502を備え、該組立体50,502は、上記カード受入スロット80,508の長手方向中心線Cの両側に配置された一対の支点Fと、上記中心線Cの両側で上記コネクタ20,500に沿って長手方向に延びる一対のスプリング部材53,550とを有し、これらスプリング部材53,550の一方は、上記支点Fの一方に関連し、そしてこれらスプリング部材53,550の他方は、上記支点Fの他方に関連し、各スプリング部材53,550は、第1位置と第2位置との間で揺動するようにその関連支点Fに可動に支持され、そして各スプリング部材53,550は、上方のアーム部分57,555と、下方のレッグ部分55,556とを有し、更に、上記コネクタ20,500に沿って長手方向に延びそして上記中心線Cの両側で上記スプリング部材53,550に支持されたフラットフレキシブル回路64,560を備え、該フレキシブル回路64,560は、上記プリント回路板22,513の上記複数の接点26に電気的に接続するための第1の複数の接点62,562と、上記回路カード30の上記複数の接点34に電気的に接続するための第2の複数の接点62,562とを有し、上記スプリング部材53,550の上記アーム部分57,555は、上記第2の複数の接点62,562を支持し、そして上記スプリング部材53,550の上記レッグ部分55,556は、上記回路カード30が上記カード受入スロット80,508に挿入されたときに上記回路カード30と係合するように上記カード受入スロット80,508の中心線Cに向かってバイアスされ、上記レッグ部分55,556は、上記回路カード30の挿入に応答して上記カード受入スロット80,508の中心線Cから離れるように各々の支点Fの周りを揺動し、上記アーム部分57,555は、上記回路カード30が挿入されたときに上記回路カード30に向かって各々の支点Fの周りを揺動し、そして上記回路カード30が上記カード受入スロット80,508に完全に挿入されたときに、上記第2の複数の接点62,562が上記回路カード30の接点34に接触されることを特徴とする電気コネクタ20,500。

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