特許
J-GLOBAL ID:200903022798924701

拡散符号初期同期方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-253314
公開番号(公開出願番号):特開平9-098110
出願日: 1995年09月29日
公開日(公表日): 1997年04月08日
要約:
【要約】【課題】 移動通信においてスペクトル拡散を用いてマルチプル・アクセスを行うCDMA方式において、無線機受信部の相関検出における初期同期に関するものである。特に1通信者が複数の拡散符号を用いて通信を行う環境における初期同期の高速化、高精度化を実現したことである。【解決手段】 受信信号と拡散符号レプリカとの相関積分値の2乗振幅値の検出部21の出力である拡散符号数分の相関2乗振幅値の和を累算部22で求める。そして、この相関2乗振幅値の和があらかじめ定められたあるしきい値より大きいか否かをしきい値判定回路23で判定する。しきい値を超える場合は、初期同期を検出したものとみなしてトラッキングモードに移るか、もしくは、同じ拡散符号レプリカ位相で相関を再度検出して初期同期検出の確認を行うことになる。
請求項(抜粋):
情報伝送レートより高速度の拡散符号で広帯域の信号に拡散して多元接続伝送を行う直接拡散伝送で、1通信者の情報信号を異なる拡散符号で拡散を行う複数のチャネルに分配して伝送している送信信号の受信における拡散符号初期同期方法において、受信側で発生する複数の拡散符号と受信信号の拡散符号との相関を各拡散符号ごとに検出し、前記拡散符号相関検出により得られる拡散符号数分の相関検出値の和を求め、これをしきい値判定することで受信信号の拡散符号と拡散符号レプリカが同期しているか否かを判定することから構成されることを特徴とする拡散符号初期同期方法。
IPC (2件):
H04B 1/707 ,  H04L 7/00
FI (2件):
H04J 13/00 D ,  H04L 7/00 C

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