特許
J-GLOBAL ID:200903022800911914

端末器の局番自動設定方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 長七 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-100220
公開番号(公開出願番号):特開平7-307750
出願日: 1994年05月13日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【目的】各端末器の局番を自動的に設定することによって異なる端末器に同じ局番を誤設定するという不都合を解消する。【構成】リング型に結合された各端末器11 〜14 は、伝送方向における上流側の伝送路を通して伝送された局番データを一時的に記憶する伝送データ記憶部と、局番データを記憶保持する不揮発性メモリよりなる局番データ記憶部とをEEPROM16に備える。CPU14は、伝送データ記憶部に記憶された局番データの空きビットの最下位ビットに「1」を設定した局番データを作成し、その局番データを下流側の端末器11 〜14 に送出するとともに局番データ記憶部に記憶させる。先頭指定スイッチ18が操作された端末器11 はネットワーク内で最初に局番データを送出し、局番データが各端末器11 〜14 間で順に伝送されることで各端末器11 〜14 に異なる局番が設定される。
請求項(抜粋):
複数個の端末器を伝送路を介してリング型に結合し伝送路上で一方向にデータを伝送するネットワークについて各端末器を互いに識別する局番を自動的に設定する端末器の局番自動設定方式において、各端末器は、伝送方向における上流側の伝送路を通して伝送された局番データを一時的に記憶する伝送データ記憶部と、局番データを記憶保持する不揮発性メモリよりなる局番データ記憶部と、伝送データ記憶部に記憶された局番データに対して一定の変換規則での変換を施して下流側の伝送路に送出しかつ変換された局番データを局番データ記憶部に転送する局番設定処理部と、最初に局番データを送出する端末器として指定する先頭指定スイッチと、先頭指定スイッチによる指定を受けるとネットワークの立ち上げ時に下流側の伝送路に最初に局番データを送出するとともに上流側の伝送路から局番データが伝送されたときに下流側への局番データの伝送を終了する伝送制御部とを備え、伝送路を介して隣接する各端末器は上流側からの局番データを受信し上記変換規則による変換を施して下流側に送出する処理を順次行なうのであって、上記変換規則は各端末器間で伝送される局番データを互いに異ならせるように設定されていることを特徴とする端末器の局番自動設定方式。

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