特許
J-GLOBAL ID:200903022801217523

タッチパネル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-318229
公開番号(公開出願番号):特開平7-175576
出願日: 1993年12月17日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】 上部抵抗膜と下部抵抗膜とが多点接触したことを検知でき、誤検出による誤入力の訂正が不要な操作性に優れたタッチパネル装置の提供することを目的とする。【構成】 第2の上部電極4に接続される第2の精密抵抗20と、第2の下部電極6に接続される第1の精密抵抗19と、を備えた構成からなる。
請求項(抜粋):
可とう性の上部抵抗膜と、前記上部抵抗膜の両端部に形成された2つの上部電極と、前記上部抵抗膜の下方に前記上部抵抗膜と間隙をおいて配設される下部抵抗膜と、前記下部抵抗膜の両端部に前記上部電極と直交状に形成される2つの下部電極と、前記上部抵抗膜等に電圧を印加するための電源と、前記電源と前記上部電極及び前記下部電極を各々接続するスイッチ群と、電圧値を測定しデジタル信号に変換して出力するA/Dコンバータと、前記A/Dコンバータを前記上部電極の一方または前記下部電極の一方の内いずれか1つと接続する切換スイッチと、を備えた抵抗膜型のタッチパネル装置であって、前記上部電極及び前記下部電極の前記切換スイッチが接続された側に直接あるいは直列に各々接続される2つの精密抵抗と、2つの前記精密抵抗を個々に前記電源のマイナス側と接続する2つの精密抵抗スイッチと、前記上部抵抗膜と前記下部抵抗膜とが多点接触した場合に警報を出力する警報出力部と、前記上部抵抗膜と前記下部抵抗膜とが未接触の状態で2つの前記精密抵抗の各々に印加される電圧の測定値を個々に記憶する記憶部と、前記上部抵抗膜または下部抵抗膜の一方を前記電源のプラス側と接続し、他方を前記精密抵抗の1つを介して前記電源のマイナス側と接続するように前記スイッチ群及び前記精密抵抗スイッチを切り換える制御手段と、前記切換スイッチを切り換え前記A/Dコンバータによって接続された前記精密抵抗に印加されている電圧を測定し、この測定値が規定電圧値以下であった場合に前記上部抵抗膜と前記下部抵抗膜とが未接触と判別する未接触判別手段と、前記未接触判別手段で未接触と判別された場合に前記電源と前記上部抵抗膜または前記下部抵抗膜の内いずれか1つと前記精密抵抗とを直列に接続するように前記スイッチ群及び前記精密抵抗スイッチを切り換える制御手段と、前記切換スイッチを切り換え前記A/Dコンバータによって前記精密抵抗に印加されている電圧を各々測定しこの測定値を前記記憶部に未接触時電圧値として記憶する未接触時電圧測定手段と、前記未接触判別手段で接触中と判別された場合に前記電源と前記上部抵抗膜または前記下部抵抗膜の内いずれか1つと前記精密抵抗とを直列に接続するように前記スイッチ群及び前記精密抵抗スイッチを切り換える制御手段と、前記切換スイッチを切り換え前記A/Dコンバータによって前記精密抵抗に印加されている電圧を各々測定しこの測定値が前記記憶部中に記憶されている未接触時電圧値に誤差係数を掛けたものよりも大きくなった場合に多点接触と判断して前記警報出力部から警報を出力するとともに位置検出を行わずに前記未接触判別手段へ処理を移す多点接触判断手段とを有する制御部と、を備えたことを特徴とするタッチパネル装置。
IPC (2件):
G06F 3/03 320 ,  G06F 3/03 380

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