特許
J-GLOBAL ID:200903022803579597

被締付物締付装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-336728
公開番号(公開出願番号):特開平9-174451
出願日: 1995年12月25日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】 締め付けが正常に行われたか否かを正確に判定できる被締付物締付装置を提供する。【解決手段】 被締付物の締付過程で駆動軸の回転角度θと締付トルクとが略一定の比例関係を示す範囲の下限近傍に回転角度θの基準となる基準回転角度θ0と、上記比例関係を介してこの基準回転角度θ0に対応する基準締付トルクT0とを設定する。基準回転角度θ0と締付完了角度θEとの間に検査用回転角度θi(iは整数)を設定する。回転角度θが検査用回転角度θiと一致したときトルクセンサの出力を取り込み、上記トルクセンサの出力が表す締付トルクTiと基準締付トルクT0との差と、上記検査用回転角度θiと基準回転角度θ0との差との比(Ti-T0)/(θi0)又はその逆数を算出する。上記比又は逆数が許容範囲内にあるとき、被締付物の締め付けが正常に行われたと判定する。
請求項(抜粋):
被締付物を駆動する駆動軸と、上記駆動軸を回転させるモータと、上記駆動軸の締付トルクを検出するトルクセンサと、上記駆動軸の回転角度を検出する角度センサと、上記モータを駆動して上記駆動軸によって上記被締付物を締め付ける制御を行うとともに、上記トルクセンサと角度センサの出力に基づいて上記被締付物の締め付けが正常に行われたか否かを判定する制御部を備えた被締付物締付装置において、上記被締付物の締付過程で上記駆動軸の回転角度と締付トルクとが略一定の比例関係を示す範囲の下限近傍に設定された回転角度の基準となる基準回転角度と、上記比例関係を介してこの基準回転角度に対応する基準締付トルクと、上記基準回転角度と締め付けを完了すべき締付完了角度との間に設定された検査用回転角度とを記憶する第1記憶部を備え、上記制御部は、上記角度センサが検出する回転角度が上記第1記憶部に記憶された検査用回転角度と一致したとき上記トルクセンサの出力を取り込み、上記トルクセンサの出力が表す締付トルクと基準締付トルクとの差と、上記検査用回転角度と基準回転角度との差との比又はその逆数を算出して、上記比又は逆数が予め定められた許容範囲内にあるとき、上記被締付物の締め付けが正常に行われたと判定することを特徴とする被締付物締付装置。
IPC (3件):
B25B 23/14 620 ,  B25B 23/14 ,  G01L 5/24
FI (3件):
B25B 23/14 620 G ,  B25B 23/14 620 C ,  G01L 5/24

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