特許
J-GLOBAL ID:200903022808019913

複合鋳造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青野 順三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-094774
公開番号(公開出願番号):特開平10-272552
出願日: 1997年03月28日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【課題】 鋳造品の任意の特定箇所の耐蝕性を向上する為のより強力な被覆層が求められる。【解決手段】 Ni等の金属粉体Aとそれよりも溶融点の低い金属粉体Bと有機結合材Cよりなるペースト状の混合添着層を鋳型内面に添着し、Bより高い溶融点を持つ溶融金属を注湯し液相焼結を発生させ強固で緻密な焼結層を一体的に形成する。
請求項(抜粋):
所望の形状を転写した空隙を具えた鋳型内へ、溶融金属を注湯する鋳造法のうち、特定の物性を鋳造品の所望の位置へ付与する為に、該鋳型内面の該当する位置へ特定の金属をあらかじめ添着する複合鋳造法において、NiまたはNi系合金、Ni及び/又はCrを含むステンレス鋼もしくはCrを少くとも10重量%以上含む鉄系合金の中から選ばれた1又は複数の金属粉末Aと、該金属粉末Aより明確に低温の溶融点を備え、Pを5〜15重量%必ず含む、Ni系合金より成る金属粉末Bとを混合して前記の位置へ添着し、金属粉末Bの溶融点よりは高い溶融点よりなる溶融金属を注湯し、前記3溶融点の相互関係によって発現する液相焼結と溶融金属の静圧によって、製品の所望の位置に強固で緻密な焼結層を一体的に形成することを特徴とする複合鋳造法。
IPC (2件):
B22D 19/08 ,  B22D 19/00
FI (3件):
B22D 19/08 A ,  B22D 19/00 F ,  B22D 19/00 W

前のページに戻る