特許
J-GLOBAL ID:200903022808473924

送信電力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斉藤 千幹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-138154
公開番号(公開出願番号):特開平9-321681
出願日: 1996年05月31日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 送信波数が変化する場合や短いバーストを送信する場合であっても、正しく送信電力が設定レベルとなるようにレベル制御する。【解決手段】 制御部(74)は全チャネルユニット(61a〜61n)が未送信状態の時、切換スイッチ(72)を制御して電力増幅器(65)の出力を擬似空中線(71)に接続すると共に、m個のチャネルユニットに所定時間IF信号の送出を指示し、かつ、送信波数mに応じた基準電圧を基準電圧発生部(69)より発生させ、比較器(70)は検出電圧と基準電圧との差分を出力し、レベル制御回路(63)は該差分が零となるように利得制御を行う。
請求項(抜粋):
ベースバンド信号で所定周波数の搬送波を変調して得られるIF信号を出力する複数のチャネルユニットと各チャンネルユニットから出力されるIF信号を合成して空中線より放射する通信装置の送信電力制御装置において、前記複数のチャネルユニットより出力されるIF信号を合成する合成器、合成信号レベルを可変する可変減衰器あるいは可変増幅器、合成信号周波数をRF周波数に周波数変換してRF信号を出力するするアップコンバータ、RF信号を電力増幅する電力増幅部、電力増幅部の出力レベルを検出する検波器、送信波数と基準電圧レベルとの対応を記憶し、送信波数に対応する基準電圧を出力する基準電圧発生部、チャネルユニットに対して出力の可否を指示すると共に、基準電圧発生部に送信波数を通知する制御部、検波器により検出された検出電圧と基準電圧発生部から出力される基準電圧との差分を出力する比較器、空中線と同一のインピーダンス特性を備えた擬似空中線、電力増幅器から出力されるRF信号を空中線あるいは擬似空中線に入力する切換スイッチを備え、前記制御部はいずれのチャネルユニットもIF信号を送出していない時、前記切換スイッチを制御して電力増幅器の出力を擬似空中線に接続すると共に、所定時間m個(mは1以上の整数)のチャネルユニットにIF信号の送出を指示し、かつ、送信波数としてmを基準電圧発生部に通知し、基準電圧発生部は送信波数に応じた基準電圧を発生し、比較器は検出電圧と基準電圧との差分を出力し、可変減衰器あるいは可変増幅器は該差分が零となるように減衰度制御あるいは利得制御を行うことを特徴とする送信電力制御装置。
IPC (2件):
H04B 7/15 ,  H04J 3/00
FI (2件):
H04B 7/15 Z ,  H04J 3/00 H
引用特許:
審査官引用 (3件)

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