特許
J-GLOBAL ID:200903022816882515

電動機及びその制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-315157
公開番号(公開出願番号):特開平8-172787
出願日: 1994年12月19日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【目的】 小型で低コストな電動機とその制御装置を得る。【構成】 磁束を共有するように平行して巻回された同一相の二組の平行巻線C1-C2,C3-C4及び他相の二組の平行巻線D1-D2,D3-D4は、電気的に絶縁されているが磁気的には結合し、更に電源(VH)に対しては互いに逆方向に接続されている。トランジスタTR1〜TR4に一端側が接続された一方の組の平行巻線における電流が減少すると、各トランジスタTR1〜TR4と並列して逆方向に電流を流す向きに設けられたダイオードDD1〜DD4に一端側が接続された他方の組の平行巻線に誘起電圧が発生し、ほぼ同じ量の電流が他方の組の平行巻線に流れる。これにより、他方の組の平行巻線の他端側が接続されている上側電源に電動機の磁気エネルギ等が回生される。従って、制御装置を少ない素子数で構成可能で、かつ効率良く電動機を制御することができる。
請求項(抜粋):
磁束を共有するように平行配置された二組以上の巻線によって電動機の同一相の平行巻線が構成され、前記同一相の平行巻線は、互いに、磁気的には接続され、電気的には絶縁されており、一方の組の平行巻線と他方の組の平行巻線とが電源に対して逆方向に接続されており、前記二組以上の平行巻線の一方の組に接続され、この平行巻線に一定方向の電流を流すための第1電力素子と、前記平行巻線の他方の組に接続され、この平行巻線に一定方向の電流を流すための第2電力素子と、前記第2電力素子とは逆方向に電流を流す向きに、この第2電力素子に並列接続されたダイオードであって、前記第1電力素子に接続された前記一方の組の平行巻線の電流が減少すると、前記他方の組の平行巻線に電流を流す第2ダイオードと、前記第1電力素子とは逆方向に電流を流す向きに、この第1電力素子に並列接続されたダイオードであって、前記第2電力素子に接続された前記他方の組の平行巻線の電流が減少すると、前記一方の組の平行巻線に電流を流す第1ダイオードと、を有し、前記第1及び第2ダイオードによって前記他方及び一方の組の平行巻線を介して、前記電動機のエネルギが電源へ転送されることを特徴とする電動機及びその制御装置。
IPC (4件):
H02P 3/18 101 ,  H02K 3/28 ,  H02K 21/14 ,  H02P 7/63 303
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭60-257786
  • 特開昭56-091693
  • 特表昭55-500298

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