特許

J-GLOBAL ID：200903022820454692

排水中の亜燐酸化合物の析出除去法

発明者： 國貞 健 ,  鈴木 孝 ,  國貞 眞司
出願人/特許権者： 三國製薬工業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-205013
公開番号（公開出願番号）：特開平9-024378
出願日： 1995年07月07日
公開日（公表日）： 1997年01月28日
要約：

【要約】【目的】本発明は、排水に含まれる亜燐酸又はその塩を濾過良好のカルシウム塩として効率よく析出させ、これを濾過し除去することに関する。【構成】排水中の亜燐酸又はその塩をヒドロキシアパタイト類似の粗大結晶又は無定形固体として析出させる。その液中に含まれる亜燐酸塩を酸化剤で酸化して正燐酸塩とし、これをヒドロキシアパタイトとして晶析させる。このようにして得られるそれぞれの個別の各液、又はヒドロキシアパタイト類似結晶又は無定形固体とヒドロキシアパタイト結晶とを含む混合液を濾過する。

請求項（抜粋）：

亜燐酸又はその塩を含む排水にカルシウム化合物及びアルカリ金属の水酸化物を添加し、ヒドロキシアパタイト類似物質を析出させ、該析出液のpHを中性前後ないしは弱アルカリ性にして濾過することを特徴とする亜燐酸又はその塩の析出除去法。