特許
J-GLOBAL ID:200903022823211227

挿入部材の軟性部及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 影井 俊次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-019891
公開番号(公開出願番号):特開平8-191792
出願日: 1995年01月13日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】【目的】 軟性部構成体の螺旋管の内面に弾性内面コート層を形成して、軟性部の体内等への挿入操作性が良好となるだけでなく、内蔵部材の保護が図られると共に、電気絶縁性を良好ならしめる。【構成】 挿入部2における軟性部2aは、内側螺旋管31a,外側螺旋管31bからなる螺旋管31にネット32を被装させ、さらにその上に絶縁コート33が積層することにより軟性部構成体30が形成されるが、さらにこの軟性部構成体30には、螺旋管31の内側に弾性内面コート層34が形成される。この弾性内面コート層34は、内側螺旋管31aのピッチ間隔を含めた全面を覆うものであるが、さらに外側螺旋管31bのピッチ間隔内にも形成される。これにより、曲げ性を実質的に損なうことなく、挿入部2を体内に押し込むに際して、その押し込み推力を確実に先端部分にまで及ばすことができ、軟性部本体30の最内層は、弾性内面コート層34となることから、内蔵部材の保護が図られ、高周波処置具を用いる場合等において、安全確保が図られる。
請求項(抜粋):
所定のピッチ間隔で巻回した螺旋管の外周にネットを被装させ、さらにその上に絶縁コートを施してなる軟性部構成体を有し、内視鏡その他の挿入部材を構成する軟性部において、前記軟性部構成体の螺旋管の内面には弾性内面コート層を形成する構成としたことを特徴とする挿入部材の軟性部。
IPC (3件):
A61B 1/00 310 ,  A61B 17/28 310 ,  G02B 23/24
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平3-141920
  • 特開昭58-195538
  • 特開昭61-068026
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-141920

前のページに戻る