特許

J-GLOBAL ID：200903022826449208

竪型射出装置

発明者： 高橋 信介 ,  松林 公一
出願人/特許権者： 日精樹脂工業株式会社
代理人 (1件)： 秋元 輝雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-267591
公開番号（公開出願番号）：特開平10-109322
出願日： 1996年10月08日
公開日（公表日）： 1998年04月28日
要約：

【要約】【課題】 ノズルタッチの駆動源として電動モータを採用しても電動モータの回転を制動することによって、自重による不当なノズルタッチ力を排除する。【解決手段】 加熱筒11の基端部を連結した下部プレート12と上部プレート13とを、所要間隔を空けて連結ロッド14により結合し、その連結ロッド14に射出スクリュ26を取付けた射出プレート15を移動自在に挿通した駆動部を、可動盤3上の支持シャフト16に可動自在に挿通支持する。可動盤3と下部プレート12とにわたり回動自在に配設した移動用ねじ軸17と、可動盤上のナット23とにより駆動部を可動盤3に対し昇降自在に設ける。下部プレート12側部に移動用ギヤモータ18を取付ける。軸受部材22の上部に所要の空間部を設けて固定した蓋部材25に弾圧用のばね部材24を収容して、ナット23に当接し下方へ弾圧する。蓋部材25の側部に近接スイッチ41を取付け、近接スイッチ下側の上記空間部に検出体42をナット23に取付けて設ける。

請求項（抜粋）：

機台上の型置板に対して昇降自在に設けられた可動盤の上に、加熱筒を下向きにして竪に設置された射出装置であって、上記加熱筒の基端部を連結した下部プレートと上部プレートとを、所要間隔を空けて連結ロッドにより結合し、その連結ロッドに射出スクリュを取付けた射出プレートを移動自在に挿通し、かつ下部及び上部プレートを可動盤上の複数本の支持シャフトに可動自在に挿通支持して可動盤上に昇降自在に支持した駆動部と、可動盤と下部プレートとにわたり回動自在に配設され、下端部を可動盤上の軸受部材内に設けたナットと螺合した対向位置の一対の移動用ねじ軸と、その移動用ねじ軸を回転する下部プレート側部のブレーキ付き移動用ギヤモータと、上記軸受部材の上部に所要の空間部を設けて固定した蓋部材に収容してナットに当接した弾圧用のばね部材を有し、その蓋部材の側部に近接スイッチを設けるとともに、近接スイッチ下側の上記空間部に検出体をナットに取付けて設けたノズルタッチ力保持装置とからなることを特徴とする竪型射出装置。