特許
J-GLOBAL ID:200903022831133650

送風用ファンの防振具及びそれを備える送風用ファン構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 杉村 憲司 ,  澤田 達也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-127891
公開番号(公開出願番号):特開2009-275608
出願日: 2008年05月15日
公開日(公表日): 2009年11月26日
要約:
【課題】防振性能の向上と耐久性能の向上との両立をコストの増大を招くことなく実現する送風用ファンの防振具及び、それを備えた送風用ファン構造体を提供する。【解決手段】本発明は、内筒11と外筒12と、これらを一体連結する弾性部材とを有する送風用ファンの防振具であり、内筒外周面11fに、内筒11から半径方向外側に向かって突出する軸線方向延在部11pを円周方向θに間隔を空けて設ける一方、外筒内周面12fに、この外筒12から半径方向内側に向かって突出する軸線方向延在部12pを円周方向θに間隔を空けて設け、その先端部e31,e12をオーバーラップさせると共に、内筒外周面11f及び外筒内周面12fに円周方向延在部22f,31fを設け、その先端e22,efをオーバーラップさせることで、内筒11と外筒12との間に、軸線OM方向及び円周方向θに沿って半閉鎖領域Ax,Ayを有する連続空間R3を設け、この連続空間R3に前記弾性部材を配置する。【選択図】図15
請求項(抜粋):
回転軸に固定される内筒と、送風用ファンを保持する外筒と、内筒及び外筒を一体に連結する弾性部材とを有する送風用ファンの防振具であって、 内筒の外周面に、この内筒から半径方向外側に向かって突出する軸線方向延在部を円周方向に間隔を空けて設ける一方、 外筒の内周面に、この外筒から半径方向内側に向かって突出する軸線方向延在部を円周方向に間隔を空けて設け、 内筒側の軸線方向延在部の先端に接する接円の直径Dと、外筒側の軸線方向延在部の先端に接する接円の直径dとをD≧dに設定すると共に、 内筒と外筒とを、これらの軸線方向延在部が互い違いになるように配置して、 内筒と外筒との間に、円周方向に沿って複数の半閉鎖領域を有する連続空間を形成し、 この連続空間に、円周方向の応力が発生するとき、この応力が前記軸線方向延在部によって抑制されるように、当該弾性部材を設けたことを特徴とする送風用ファンの防振具。
IPC (4件):
F04D 29/32 ,  F04D 29/28 ,  F04D 17/04 ,  F04D 29/66
FI (5件):
F04D29/32 C ,  F04D29/32 D ,  F04D29/28 J ,  F04D17/04 A ,  F04D29/66 M
Fターム (18件):
3H130AA13 ,  3H130AB26 ,  3H130AB45 ,  3H130AB50 ,  3H130AB52 ,  3H130AB54 ,  3H130AC11 ,  3H130AC19 ,  3H130BA16C ,  3H130BA24C ,  3H130CB06 ,  3H130DA02Z ,  3H130DD01Z ,  3H130EA01C ,  3H130EB01C ,  3H130EC08C ,  3H130EC09C ,  3H130EC15C
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • プロペラファン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-061602   出願人:三菱重工業株式会社
審査官引用 (8件)
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