特許
J-GLOBAL ID:200903022834105461

液晶表示素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-185440
公開番号(公開出願番号):特開平9-033930
出願日: 1995年07月21日
公開日(公表日): 1997年02月07日
要約:
【要約】【課題】 振動時の支持体周囲の液晶分子の配向乱れを抑制し、振動時の光抜けの拡大を防止する。また光抜けの面内均一化を実現して表示品位の向上を図る、【解決手段】 基板間の距離を一定に保持するための支持体7として、その表面の水との接触角が59°以上乃至 135°の範囲にある、つまり疎水性の高いものを用いる。これにより支持体表面が液晶分子に対して配向規制力を持つことになり、外から衝撃や振動が加わった際の支持体周囲の液晶の配向乱れが生じにくくなる。また、表面の水との接触角が59°以上乃至 135°以下で且つ径rが基板間の距離hより若干小さい支持体22を通常の支持体21と混合して用いることで、支持体22の回りの液晶は、支持体表面の疎水性によって該表面に対してより垂直に近い状態に配向し、光抜けが生じやすくなる。よって、光抜けを面内に均一に生じさせることが可能となる。
請求項(抜粋):
電極パターンを有しこの電極パターンを覆うように配向膜が設けられた一対の基板が、これら基板間の距離を一定に保持するための支持体を挟んでそれぞれ対向配置され、前記基板間に液晶を封入してなる液晶表示素子において、前記支持体は、その表面の水との接触角が59°以上乃至 135°以下であることを特徴とする液晶表示素子。

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