特許
J-GLOBAL ID:200903022845736986
作業用車両のアーム倒伏動規制装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大西 正悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-240044
公開番号(公開出願番号):特開2004-076470
出願日: 2002年08月21日
公開日(公表日): 2004年03月11日
要約:
【課題】アーム規制部材による起伏シリンダの縮小動規制解除を容易にする。【解決手段】アーム倒伏動規制装置40は、一端部がアーム21に枢結されて起伏シリンダ23の上面を覆うように延びて上下揺動自在なアーム規制部材41と、アーム規制部材41の先端下部に着脱自在に挿通されるロックピン50と、アーム規制部材41の先端上部に取り付けられたねじりコイルばね60とを有する。起伏シリンダ23が伸長動してアーム規制部材41の先端部がシリンダチューブ23bのロッド側端面23b1に当接すると、起伏シリンダ23の縮小動が規制される。このような状態で、ねじりコイルばね60の第1腕部61をシリンダチューブ23bの先端側上面に当接させ、第2腕部62をアーム規制部材41の係止ピン45に掛止させて起伏シリンダ23を伸長動させると、アーム規制部材41が上方へ揺動されて起伏シリンダ23の縮小動規制が解除される。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
車両と、前記車両に起伏動自在に取り付けられたアームと、前記アームの先端部に着脱自在に取り付けられた作業具と、前記アームを起伏動させる起伏シリンダとを有し、
前記起伏シリンダはシリンダチューブとこれに突出入動自在に挿着されたロッドとを有して構成され、
前記起伏シリンダのロッド側端部が前記アームに枢結され、前記起伏シリンダのシリンダチューブ側端部が前記車両に枢結されて、前記起伏シリンダの伸縮動に応じて前記アームが起伏動するように構成された作業用車両のアーム倒伏動規制装置であって、
一端部が前記アームに枢結されて前記アームと前記起伏シリンダとの間を前記起伏シリンダの上面を覆うように延びて上下に揺動自在であり、前記起伏シリンダの伸長量が所定量になった状態で前記起伏シリンダ側へ揺動して先端部が前記シリンダチューブの先端側端面に当接して前記起伏シリンダの縮小動を規制するアーム規制部材と、
前記アーム規制部材の先端部を前記シリンダチューブの前記先端側端面に当接させた状態で前記ロッドの左右両側を覆って前記ロッドの下面部よりも下方へ突出した前記アーム規制部材に形成された一対の突出片部の先端部に挿抜自在に挿着させて、前記アーム規制部材の先端部が前記シリンダチューブの前記先端側端面から外れる方向に前記アーム規制部材が揺動するのを規制するロックピンと、
前記アーム規制部材の前記先端部に取り付けられ、前記アーム規制部材の先端部を前記シリンダチューブの前記先端側端面に当接させた状態で、一端側の第1腕部を前記シリンダチューブの前記先端側上面に押圧当接させ、且つ他端側の第2腕部を前記アーム規制部材に突設された突出部に掛止させて、前記起伏シリンダに対して前記アーム規制部材を上方へ揺動させるねじりコイルばね部材と
を有して構成されていることを特徴とする作業用車両のアーム倒伏動規制装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (2件):
前のページに戻る