特許
J-GLOBAL ID:200903022847440600

オーディオ信号電力増幅回路およびこれを用いるオーディオ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶山 佶是 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-209194
公開番号(公開出願番号):特開平8-056127
出願日: 1994年08月10日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】大きな電力を供給するときの信号歪みを低減したオーディオ信号電力増幅回路およびこれを用いるオーディオ装置を提供することを目的とする。【構成】第1または第2のプッシュプル出力段アンプと電源ライン、そしてグランドラインとの間にスイッチング制御回路とスイッチング回路とをそれぞれ設け、それぞれの制御回路の三角波のタイミングをほぼ等しくなるように揃え、出力段アンプへのプッシュ側への給電電力とプル側からグランドへの環流電力がスイッチング制御により調整され、スイッチング制御のON/OFFタイミングが同期してほぼ同時になされる。
請求項(抜粋):
オーディオ信号を受けてこれを増幅して出力するプッシュプルの第1の出力段アンプと、前記オーディオ信号を受けてこれを反転増幅して出力するプッシュプルの第2の出力段アンプと、電源ラインから電力を受けて可聴周波数を超える周波数でスイッチング動作をして前記第1または第2の出力段アンプに給電する第1のスイッチング回路と、前記第1または第2の出力段アンプからグランド側へと流出される電流を受けて可聴周波数を超える周波数でスイッチング動作をして前記電流をグランドへと流す第2のスイッチング回路と、前記オーディオ信号の電圧および前記オーディオ信号を前記第1の出力段アンプで増幅することで生成された増幅オーディオ信号の電圧のいずれかの電圧と前記給電する電力の電圧との差を第1の差とし、前記オーディオ信号の電圧および前記オーディオ信号を前記第2の出力段アンプで増幅することで生成された増幅オーディオ信号の電圧のいずれかの電圧と前記給電する電力の電圧との差を第2の差とし、前記第1の差および第2の差のいずれかに応じて発生させた比較レベルが所定の第1の三角波のレベルと比較されることにより前記給電する電力が前記オーディオ信号のレベルに対応して変化するように前記第1のスイッチング回路のスイッチング期間を制御する第1の制御回路と、前記オーディオ信号および前記オーディオ信号を前記第1の出力段アンプで増幅することで生成された増幅オーディオ信号のいずれかの電圧と前記第1の出力段アンプからグランド側へと流出される電流の電圧との差を第3の差とし、前記オーディオ信号の電圧および前記オーディオ信号を前記第2の出力段アンプで増幅することで生成された増幅オーディオ信号の電圧のいずれかの電圧と前記第2の出力段アンプからグランド側へと流出される電流による電圧との差を第4の差とし、前記第3の差および第4の差のいずれかに応じて発生させた比較レベルが所定の第2の三角波のレベルと比較されることにより前記グランド側へ環流させる電力が前記オーディオ信号のレベルに対応して変化するように前記第2のスイッチング回路のスイッチング期間を制御する第2の制御回路とを備え、前記第1および第2の三角波のタイミングがほぼ等しく、前記第1の出力段アンプの出力と前記第2の出力段アンプの出力とによりスピーカを駆動するオーディオ信号電力増幅回路。
IPC (3件):
H03F 3/217 ,  H03F 1/02 ,  H03F 3/68
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭57-155811

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