特許
J-GLOBAL ID:200903022854237445

ギヤポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-112495
公開番号(公開出願番号):特開平11-303768
出願日: 1998年04月22日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】【課題】ギヤポンプにおいて、シールがサイドプレートに与える偏荷重を防止して、低速回転時の摩擦トルクを低減する。【解決手段】キャビティを有するケーシングの両端をカバーで閉塞する。一対のギヤを両側から挟む一対のサイドプレート12をケーシング10のキャビティ内に浮動状に収容する。サイドプレート12のギア側側面の背面12bに収容溝20を設けて、キャビティ内を低圧エリアLと高圧エリアHとに仕切る略3の字状のシール13を収容する。シール13は相対的に面圧の高い第1の部分22をサイドプレート12の背面12bの中央部に配置し、サイドプレート12を偏りなくギア側へ押圧する。
請求項(抜粋):
両端が一対のカバーにより閉塞されるキャビティを有するケーシングと、互いに噛み合う一対のギヤを両側から挟んでキャビティ内に浮動状に収容されると共に、各ギヤの支軸の両端を回転自在に支持する一対の支持孔をそれぞれ有する一対のサイドプレートと、各サイドプレートがギヤと接触する面の背面とこれに対向するカバーの面との間に介在し、キャビティ内を高圧エリアと低圧エリアに区画する略3の字状のシールとを備えるギヤポンプにおいて、上記シールがサイドプレートの背面を押す押圧力の作用中心を上記背面の中央部側へ寄せる偏押圧抑制手段をさらに備えることを特徴とするギヤポンプ。

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