特許
J-GLOBAL ID:200903022859141926

マトリクス型表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-311748
公開番号(公開出願番号):特開平8-166593
出願日: 1994年12月15日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【目的】 両バス配線とも信号入力が片側入力であっても、バス配線の断線部を修正した不良ソースバス配線での信号遅延を低減し、断線修正を行うことができる。【構成】 表示電極基板において、ソースバス配線上に断線部10が発生している場合の修正方法を以下に示す。断線部109を生じている不良ソースバス配線1bが予備配線5b及び6と交差部11,12においてそれぞれ電気的に接続される。更に、予備配線5bの一方の端部に接続された引き出し線9bと予備配線6の両端に接続された引き出し線7,8とが、上記の回路基板上で電気的に接続される。このように、3箇所で電気的接続を行うことにより、不良ソースバス配線1bの断線部10の両端部が回路基板を介して電気的に接続される。さらに、予備配線5b及び6を、切断部13,14でそれぞれ切断する。このようにして、ソースバス配線の断線部を修正することができる。
請求項(抜粋):
マトリクス状に配列された絵素電極と、該絵素電極の間にそれぞれ一方向に列をなして縦横に配線された走査線及び信号線とを有し、該走査線及び信号線のそれぞれ一端にのみ信号入力のためのドライバフィルムが接続される表示電極基板を備えたマトリクス型表示装置において、一方向に並行する多数のゲートバス配線と、該ゲートバス配線に直行した一方向に並行する多数のソースバス配線と、該ソースバス配線の両端部において、前記ゲートバス配線に平行に設けられ、前記ソースバス配線と交差している複数の予備配線と、該複数の予備配線のうち前記ソースバス配線のドライバフィルムが接続されている側の端部で、前記ソースバス配線と交差する予備配線の端部に電気的に接続されている一方の引き出し線と、前記複数の予備配線のうち、前記ソースバス配線の他方端部で、前記ソースバス配線と交差する予備線の両端部に電気的に接続されている他方の複数の引き出し線とを有し、該複数の引き出し線のうち一方の引き出し線はソースバス配線と交差しないように配置し、電気抵抗を下げるように線幅を広げてあり、前記ソースバス配線を挟んで対向する該引き出し線が、ドライバフィルム上に設けられた引き出し線を介して回路基板上に導かれ、表示電極基板の外部で互いに接続可能に配されていることを特徴とするマトリクス型表示装置。

前のページに戻る