特許
J-GLOBAL ID:200903022861048208

色偏光のためのビーム組合せ/分割キユーブプリズム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平2-419182
公開番号(公開出願番号):特開平5-093884
出願日: 1990年12月27日
公開日(公表日): 1993年04月16日
要約:
【要約】〔目的〕光を組合せたり或は分割したりする色偏光キューブプリズムの提供。〔構成〕接合面に偏光コーティング22が設けられた2個のプリズム12及び14と、薄膜ダイクロイックコーティング18を有する四分の一波長板16と、四分の三波長板20とから構成される。
請求項(抜粋):
〔請求項1〕光を組合せる/分割する色偏光キューブプリズム(10)において、ほぼ透明な材料から構成され、第1、第2、第3、第4、第5及び第6の面を有し、1つの平面にあって並置されているキューブの第1の半体(12)と、第2の半体(14)とを有し、第1の半体及び第2の半体は第3及び第4の面に境界線を有するようなキューブ(11)と;第1の半体(12)と第2の半体(14)との間に配置される第1の光学コーティング(22)と;第3の面に近接する第1の波リターダ(16)と;前記第1の波リターダ(16)に近接する第2の波リターダ(20)と;前記第1の波リターダと前記第2の波リターダとの間に配置される第2の光学コーティング(18)とを具備し、前記第1の光学コーティング(22)は第1の偏光の光を透過し且つ第2の偏光の光を反射し;前記第2の光学コーティング(18)はダイクロイックフィルタであり;前記第1の波リターダ(16)は四分の一波長板であり;前記第2の波リターダ(20)は四分の三波長板であり;第1の偏光の第1の光(24)は前記キューブ(11)の第1の面に入射し、前記第1の光学コーティング(22)を通過し、第2の面で前記キューブ(11)から射出し;第2の偏光の第2の光(28)は前記第2の波リターダ(20)と、前記第2の光学コーティング(18)と、前記第1の波リターダ(16)とを通過し、前記キューブ(11)の第5の面に入り、第1の光学コーティング(22)に入射し、第2の面を経て前記キューブ(11)から反射により射出され;第1の偏光の第3の光(26)は前記キューブ(11)の第6の面に入り、第1の光学コーティング(22)を通過し、第5の面で前記キューブ(11)から射出し、前記第1の波リターダ(16)を通過し、前記第2の光学コーティング(18)に入射し、前記第2の光学コーティング(18)により反射されて、前記第1の波リターダ(16)を通って戻り、偏光が第2の偏光に変化した状態で、第5の面を経て前記キューブ(11)に入り、前記第1の光学コーティング(22)に入射し、反射されて、第2の面を経て前記キューブ(11)から射出する色偏光キューブプリズム。〔請求項2〕光を組合せる/分割する色偏光キューブプリズム(30)において、ほぼ透明な材料から構成され、第1、第2、第3、第4、第5及び第6の面を有し、1つの平面にあって並置されているキューブの第1の半体(12)と、第2の半体(14)とを有し、第1の半体及び第2の半体は第3及び第4の面に境界線を有するようなキューブ(11)と;第1の半体と第2の半体との間に配置される第1の膜コーティング(22)と;第1の面に近接する第1の波リターダ(32)と;前記第1の波リターダに近接する第2の波リターダ(36)と;前記第1の波リターダ(32)と前記第2の波リターダ(36)との間に配置される第2の膜コーティング(34)とを具備し、前記第1の膜コーティング(22)は第1の偏光の光を透過し且つ第2の偏光の光を反射し、前記第2の膜コーティング(34)はダィクロイックフィルタであり;前記第1の波リターダ(32)及び前記第2の波リターダ(36)は四分の一波長板であり;第2の偏光の第1の光(26)は第5の面を経て前記キューブ(11)に入り、前記第1の膜コーティング(22)に入射し、前記第1の膜コーティング(22)により反射されて、第2の面を経て前記キューブ(11)から射出し;第2の偏光の第2の光(28)は第6の面を経て前記キューブ(11)に入り、前記第1の膜コーティング(22)に入射し、前記第1の膜コーティング(22)により反射されて、第1の面を経て前記キューブから射出し、前記第1の波リターダ(32)を通過し、前記第2の膜コーティング(34)に入射し、前記第2の膜コーティング(34)により反射されて、前記第1の波リターダ(32)を通り、偏光が第1の偏光に変化した状態で、第1の面を通過して前記キューブ(11)に入り、前記第1の膜コーティング(22)を通り、第2の面を経て前記キューブ(11)から射出し;第2の偏光の第3の光(24)は第2の波リターダ(36)と、第2の膜コーティング(34)と、第1の波リターダ(32)とを通過し、偏光が第1の偏光に変化した状態で、第1の面を経て前記キューブ(11)に入り、前記第1の膜コーティング(22)を通過し、第2の面を経て前記キューブ(11)から射出する色偏光キューブプリズム。
IPC (3件):
G02B 27/28 ,  G02B 5/04 ,  G02B 5/30
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭51-149037
  • 特開昭51-149036

前のページに戻る