特許
J-GLOBAL ID:200903022862040901

顕微鏡光学系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠原 泰司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-310885
公開番号(公開出願番号):特開平9-152555
出願日: 1995年11月29日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】 対物レンズの瞳のリレー倍率を変倍させることで、その瞳のリレー倍率とアフォーカル系全系の倍率とを独立に設定でき、更に、前記対物レンズの瞳と略共役な位置でその瞳に変調を与えることにより結像性能を操作することができる顕微鏡光学系を提供する。【解決手段】 本発明の顕微鏡光学系は、光源1から射出された光がコレクタレンズ2により平行光束にされ、コンデンサレンズ4を介して標本5に向けて照射される。そして、この標本5に対し反射若しくは透過された光は、対物レンズ6により平行光にされた後、リレー系10を介して、結像レンズ8により標本5の像9を形成するようになっている。このとき、リレー系10によりリレーされた対物レンズ6の瞳の像位置7’に配置されている瞳変調のための素子により像9は変調を受けた像として形成される。
請求項(抜粋):
光源からの光を物体に照射するための照明系と、前記物体の像を形成するための対物レンズ及び結像レンズと、前記物体の像を観察するための観察光学系又は前記物体像を撮像するための撮像光学系とを備えた顕微鏡光学系において、前記対物レンズと結像レンズとの間に、第1の正レンズ群と第2の正レンズ群とによりアフォーカル系に構成されたリレー系が配置され、更に、該リレー系によってリレーされた前記対物レンズの瞳と略共役な位置に瞳変調を行うための素子を配置することができ、以下の条件式を満足するようにしたことを特徴とする顕微鏡光学系。f2 /f1 >1.2但し、f1 は前記リレー系の第1の正レンズ群の焦点距離、f2 は前記リレー系の第2の正レンズ群の焦点距離を示している。

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