特許
J-GLOBAL ID:200903022873204620

Ni基合金板の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 憲治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-092289
公開番号(公開出願番号):特開平5-261491
出願日: 1992年03月19日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 双ロール法でLaves相が析出するNi基合金の薄板を製造する際に生じる割れやバルジングを防止する。【構成】 双ロール式連鋳機を用いてLaves相化合物が析出するNi基合金の金属板を製造するさいに,ロールの円周面を銅または銅合金で構成したうえ,その表面に熱伝導率10〜90 W/m.Kの材質からなる厚みが 1.0mm超え 3.5mm以下の伝熱抵抗層を形成し且つこの伝熱抵抗層の表面を中心平均粗さ (Ra)で5〜25μmの粗面とした双ロール式連鋳機を用い,該ロール対の間隙を通過する薄板にかかる単位板幅当りの圧着負荷を20〜100 N/mm幅の範囲に制御して該Ni基合金を鋳造する。
請求項(抜粋):
一対の内部冷却式ロールの両円周面上で形成する凝固シエルを該ロール対の間隙で圧着して薄板に直接鋳造する双ロール式連鋳機を用いて,Laves相化合物が析出するNi基合金の金属板を製造する方法であって,内部から冷却される該ロールの円周面を銅または銅合金で構成したうえ,その表面に熱伝導率10〜90 W/m.Kの材質からなる厚みが 1.0mm超え 3.5mm以下の伝熱抵抗層を形成し且つこの伝熱抵抗層の表面を中心平均粗さ (Ra)で5〜25μmの粗面とした双ロール式連鋳機を用いること,および該ロール対の間隙を通過する薄板にかかる単位板幅当りの圧着負荷を20〜100N/mm幅の範囲に制御して該Ni基合金を鋳造すること,を特徴とするNi基合金板の製造法。
IPC (2件):
B22D 11/06 330 ,  B22D 11/00

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